こんにちは。
キャリアに悩む女性を導く！
キャリアコンサルタントの岩橋ひかりです。
私がなぜ、女性のキャリア支援をしているのかという話、
すごく沢山の方に読んでいただけたようで嬉しく思います。
会社や社会のルールの中で自分の想いを封じ込め、
本当は有能なのに才能を開花させることなく
自分を押し殺して日々を過ごしている女性、
そんな状況に自分が陥っていることにも気付いていない、
モヤモヤとキャリアに悩む女性が
自分を取り戻し、いきいきと、
その能力や才能を発揮できるように支援したい、
と思っているわけですが、
私も今でこそ、こうして自分のやりたいことを仕事にし、
最高の仲間と一緒に楽しく仕事することができていますが、
決して最初からこうだったわけではなくて、、、
暗黒の時代があったからこその今なんです。
前にもブログやメールレターで書いたこともあるのですが、
ワーキングマザーとして会社勤務していた頃、
本当に辛くて大変でした。
ワーキングマザー当事者としての大変さ、
時間制約のある中で働くという大変さ、
残業できず周囲に迷惑をかけてしまうため
肩身の狭い思いをしながら働く苦しさ、
更に、当時人事部に在籍していたので、
会社側、男性社員側のホンネを知り得てしまったことで、
余計に苦しく、日々憤っていたのを思い出します。
当時の葛藤は、
WEBニュース、ビジネスインサイダー
「総合職10年で6割離職の現実、会社のホンネを見限る女性たち」
こちらの記事にも掲載していただいたのですが、
＞＞https://www.businessinsider.jp/post-104179
当時、その憤りを発散する場はあまり無くって・・・
お昼休みに、一人でカフェで
ノートに向かってその憤りを書き綴ったりしていたんです。
我ながら陰湿な根暗だなと思うのですが、
溜め込むのも嫌で、その怒りの感情を
一人でノートに書きなぐっていましたｗ
実は・・・
更に感情を揺さぶられる具体的な事件があり、
それが私を突き動かすことになった、
大きな原動力になったのです。
会社員時代、人事で、ダイバーシティ推進の
仕事もしていたのですが、
上層部に女性活躍推進についての意見を
ヒアリングする機会があって。
そのときに、ある人から
「女性が仕事を続けたいというのはその人のわがままだ。
だから、その子どもが寂しい思いをしたり、
おかしくなったりしてもそのわがままな行動の
せいなんだから仕方がない。
子どもは母親と過ごしたいに決まっている。」
と言われたんです・・・
しかも、飲み会の場などではなく、
女性活躍推進についての上層部の意見をヒアリングするという
オフィシャルな会議の場で。
それを聞いた私は、
え・・・？？？いまなんていった？？？
はじめ呆然としてしまい、そして憤り（心の中でｗ）、
絶望的な気持ちになり泣きそうでしたが、
大人なので、その場では平穏を装い続けましたけど。。
で、お昼休みにカフェで泣きながら
その悔しさをノートに書き殴ったのでした。
さらに実はこのエピソードには後日談があって、
その発言の数日後、この発言を取り消す旨
個人的に呼び出されたんですよ。。
発言撤回って、政治家か。。と更に落胆したのですが。
この経験と、お昼休みの根暗ノート生活が
MYコンパスアカデミー誕生に繋がるとは、
当時は全く想像もしていませんでした。
その日の昼休みに書いたノートは
今も手元にありますが、
いつも以上に文字が荒々しくて、
それを読むと当時の憤りが蘇ります。
でも、いつか会社をやめて起業したいと、
口だけで行動しない、どこにでもいるような夢だけを
語る会社員だった私でしたが、
このエピソードが決め手となって、
一歩踏み出す覚悟がついたので、
今となってはこの件があって本当に良かったですし、
私に色々な経験を積ませてくれた会社なので、
会社にはとても感謝していますよ！
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岩橋ひかり
株式会社MYコンパス 代表取締役
キャリアコンサルタント
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