ハッピーキャリアカウンセラーの岩橋ひかりです。

これまでの記事はこちら
>>自分が全く満たされていなかった、ワーママ時代
>>わたしを突き動かした、ワーママ時代の怒りの感情①

このままではダメだ、
何か働きかけなければいけない、と
その時に自分の立場からできることをやろう!!
熱く仕事に取り組んでいたあの頃。

当時、人事に在籍して、
ダイバーシティ推進の担当でもあり、
いちワーママとして以上に、
パワフルに活動できる立ち位置にいました。

特に、
担当業務と個人的な興味対象が重なった部分が多く、
仕事なのか個人的な興味なのか特に区別なく、
いろいろなセミナーを聞きに行ってみたり、
さまざまな書籍から情報収集したり。
とても楽しく、熱量高く仕事をしていました。

で、子育て中の女性社員が働き続け、
そして活躍できるような環境とするために、
3方向から取り組むのが有効だと分かりました。

1.制度を変える

2.女性社員の意識を変える

3.男性管理職の意識を変える




まずは、制度を変えることに着手し、
実際に、時短や育休の制度を変更。
より充実したものに変えることができました。

これは、進めるのに時間はかかりましたが、
制度を変えるだけなので、簡単でした。


そして、女性社員の意識を変える。
まず子育て中の女性社員のネットワークをつくろうと、
社内に点在していたママたちで、定期的に集まる場をつくりました。
(ママたちで定期的にランチする会を開いた、ってだけですが)

たったこれだけなのですが、
定期的に会い、コミュニケーションを取ることで、
それぞれの仕事に対する考え方や、部署内での扱われ方など
いろいろなことが分かりました。
そして何より、同じように悩んでいる人同士の
横のつながりができたことで、とても心強く感じました。

社内の子育て中の女性社員のネットワークができたことで、
制度を変えるときに生の声を聞きやすかったり、
「意識を変える」というほど大げさなことじゃないけど、
それぞれの立場から感じたことをシェアすることで、
頑張ろう、とか、気をつけようとか、そんなことを意識する
きっかけにはなったんじゃないのかなと感じています。



最後に、男性管理職の意識を変える。

多様な社員が働くようになる中で、
まずは女性が活躍してもらえるように、とか

これから労働力が減る時代なのだから、
時間制約がある社員も活躍できるような土壌をつくっていかないと、
働き手が足りなくなる、 とか

時間制約がある社員が増える中で、
残業をより少なくするように、働き方を見直すべき、とか

子育て中の女性社員には
働き続けられる環境を提供すべきであって、
家事育児もできるように、仕事を減らす方向に動かない、とか

あれこれを、
あの手この手で理解し、納得してもらえるような活動もしてみましたが、
あるとき気が付きました。

変わろうと思っていない人の
意識を変えるのは無理だと。


変わるべき理由を理解することができても、
その人自身が、変わろうと思わなければ変わらない。

なのに、
変わろうと思っていない人の意識を変えようと、
あの手この手で動いても、変わるわけがない。



よく考えてみてください。
パートナーの意識を変えること、できますか?
夫婦間ですら、相手を変えることなんてできないのに、
男性管理職の意識なんて、変えられるわけがない。


そのことにうすうす気づきつつも、
やれることはやろうと、努力していたあの頃。

もちろん、少しずつは変わっていくのかもしれません。
長い時間をかければ、変わっていくのかもしれません。

変わるのを待っていたら、
わたし、おばあちゃんになっちゃう・・・

そこに、
今、自分のエネルギーと時間を注ぐべきなのだろうか、
子育て期間を投げ打ってでもそれをしている場合なのだろうか。

怒りの感情から、
この先どうすべきなんだろうと、
ぐるぐる自問自答する段階へと移ったのでした。

このときに感じていた
怒りの感情や、ぐるぐる自問自答していた想いなど、
ごちゃごちゃもやもやした感情が、
今の私を突き動かす、エネルギーの源泉だったりします。


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写真は、退職のお祝いしてもらったときのケーキ♡
 

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