退職することを、家族・親戚・友人など周囲の人に伝えると、
さまざまな反応が得られます。

大きく分けると、
ポジティブ派とネガティブ派の2つなのですが、
いろんなことを言われたので、
ここに記録しておきたいと思います。


【ポジティブ派】
・おめでとう!
・よかったね!
・来るべくして来たタイミングだね。
・良い流れだね
・ついに動き出すんだね


【ネガティブ派】
・もったいない
・会社を辞めると、社会保障がなくなってしまう
・社会的地位、社会的身分を失ってしまう
・今の会社で働き続けるのが一番だ
・外の世界は危ない
・必要としてくれる上司のもとで働くのが一番だ


「会社を辞める」という単なる事実があるだけなのに、
それぞれの価値観で解釈されて、
反応が返ってくるので、とても興味深いです。

自分の今の環境はもちろんのこと、
これまで自分が育ってきた環境、
両親の仕事に対する考え方や、関わり方など、
多くの要素が絡み合って、
「働く」ことに対しての価値観が形成されているのでしょう。

普段の会話では、表立って露呈することは
あまり無いのかもしれませんが、
会社を辞めるという話題は、価値観を露わにするようです。




ちなみに、うちの母。

「会社やめることにしたのー」

と伝えると、


「おめでとうー!! よかったねー。
 次なにするのー?」


と電話口で元気に応えてくれました。



50代になって美容師免許を取って、
今も元気に美容師として働く母。

私が次はどういう方向性で仕事したいって
伝えているにもかかわらず、

思いついたように電話してきて

ねえねえ、エステとかやるのはどうはてなマークはてなマーク
というのは、やめてもらいたいですが、

こんな親のもとで育ったので、
会社員続けるだけが道じゃないよなーと
思わずにはいられません。