三十の路を歩き始めたので まずは なにかしら道なるものを、、、


そこで 茶道を、、、
さっそく 先生にご挨拶 新年6日から始めます

学生にチラッと裏をカジったので 次は表を



建築の方でも動きが、、、
広島で住宅リフォームの若い設計者を紹介する
怪しくないサイトが立ち上がるらしく

知人の建築家さんからお誘いが、、


いよいよ 三十路始動です


自分が望む望まずに構わず
自分がやらなきゃいけない番がやってくる


って元上司が言ってたのを思い出します

もう 僕がやる番です 自信はないけど やる気があれば、なんとかなるでしょ

僕なら なんとか するでしょ
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東京では設計の仕事をしていました

主に新築の設計の仕事でした


下関に戻ってからは 家業のリフォームの仕事です

今 建築に一番重要な仕事の一つだと 改めて感じました

どうやってユーズドハウスを長生きさせるか

長生きする手を打つか


設計事務所では比較的意識の高いクライアントばかりと仕事をしてきました

が、、、それは少数派だと今さらながら気付きました

現実は何も知ろーと出来ていないシロートばかりです

まずは新築を好む異常なまでの状況認識です


ハウスメーカーとマンションディベロッパーと銀行などの甘い幻想的な囁きを
思考停止状態で受け止めて

男の最大の仕事はマイホーム的な持ち家信仰の信者となり、
ローンという名のお布施を納め続け 尊氏の私腹を肥やす奴隷なのかもしれない

その結果得たものはハリーボッテーの魔法をかけたメルヘンなウサギ小屋に住む偽りの安心、、


住まいを築くということの根本をきちんと見ないといけない

車の10倍の買い物は10倍知識を持って取り組まないと、、、、

食育の次には住育


そんなモヤモヤを抱く今日この頃 出会った本

なかなかおもしろい


家を買おうか 建てようか してる人に一読の価値はありかも



僕の考えは土地付ユーズドハウスをリフォームして住むのも 選択肢の一つに入れるべきかなと


基本が旅人だから固定的な足枷を持ちたくないのもあるけど、、
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いよいよ 人生も半ば 30歳に なりました 最近


兼好法師 こと 吉田さん は 40で死のう とか言ってましたが、、


まだまだ 世界には行ったことない所と 会ってない人 ばかりだし、、

何もまだ 成しえてないし、、


よーやく 人生 おいしくなってきたし

まだまだ死ねん、、、イキイキ生きたい



そんな こんなで よーやく 努力と忍耐の種の20代が終わり 努力と実行の実りの30代です

まー 泣いても喚いても 20代でやってきたことが試される そして 40になったら 30代の今の結果なんだし



20代 思い返せば それなりに悔いなし


大人って、、、、 たのしい
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ラララ ラーラ ラーラ ラーブソーング♪


青春ドラマ ロンバケ を見直してます

ん~ なんとも いい~


いつの間にやら 瀬名の年を抜き 南の年に近づいてた


本は勿論 ドラマも年が増えれば見え方が違うものね

写真は今日 倉庫から持ち出してきたソファー

ちょっと 南のソファーに似てたんで 持ち帰りました

が 埃まみれ で 座ったあと 背中かゆいかも、、、
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源平の戦で敗れた平家
その平家が擁立した幼い安徳天皇は関門海峡に入水し 漁師の網により引き揚げられ赤間神宮に奉られた

そんな歴史をもつ赤間神宮で史劇が催うされる 源平ナイトに行ってみた



関門は武家のはじまり源平の戦、武芸の極み巌流島の戦、
武家のおわり下関戦争、維新の奇兵隊、下関条約、、、
と時々に海峡の港町の特性から 歴史の場となってきている


そんな史劇だった

その場で見て感じて想像して ゾクゾク ザワザワ きた


少子高齢化、過疎化ある意味では最先端をいく下関から始める新しい何かを考えていきたい
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下関の町なかにも コスモスが秋風に揺られ咲いてます

散歩のようなお仕事中に見た風景


昔からの山の手の家が どんどん無くなってきています

昔ながらの細い路地と階段の風情は不便と一蹴され住み手がいないまま
廃屋か更地になってます



そんな場所にコスモスが似合います

なんか切なく美しい


このまま 山の手の家たちが緑に戻ればいいのに


美しい衰退の姿を写真に残していこうかと思案中

やはり白黒フィルムかな、、、
煙草も売る薬局


煙草も禁煙ガムも売る薬局

りすく の べあ、、、



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かなり大きい額が倉庫にあった

そこで もらってきた


するとクリムトの絵だった


なんだか幸せ感じた


なんか ちょっと ドキドキする

門司港ビエンナーレで、映画を。

 

「カメラになった男」を観た。

中平卓馬という60数才の写真家のドキュメンタリー?映画。

 

誰かも知らず、何かもしらず、、、

「カメラ」を「ガメラ」と読み違えて、、

怪獣ものかと思って行ってみた ものの、、、

 

写真について、無知。

なにがいいか、分からないが、、

 

考えるのに いい映画だった。

ある写真家の生き様に感動した。

映画後の監督トークがさらに理解と思考を深めてくれた。

 


中平卓馬は、60年代に気鋭で過激な写真家として、名を馳せ、

 その後すぐに、酒で記憶を失い、言語を失い、

 今、記憶を掘り起こしながらも、失い続けながら、

 写真を撮り続けている、らしい。

 

「博士の愛した数式」のように、タバコの箱に記憶を書き留める。

 かつて自分が書いた批評を読み、赤線を引き、自分の思想を再認識する。

 

「自意識を解体しろ」

様々な過激な自分の言葉どおり、誠実に、記憶を消去し、し続け、

変わってしまった世界と闘いつづけている。 

 

 

ヒゲの先生を思い出した、、、

闘いつづけることから、逃げた自分、、

闘いつづけてる人 

 

自分なりに、何と闘うか、崇高では無いにしても。

毎日が新しく 同じ繰り返しがないのが仕事


だから楽しいもの



各々の仕事、会社の仕事という全体のなかでの一つの仕事


そのなかで一つ一つの仕事の繋がり 全体との繋がりを意識しながら一つを考えろ

一つのなかに留まらず全体に共通するシステム、体系を考えろ

前の設計事務所で社長から言われた言葉


次の一つの仕事で同じ時間を費やすなと



長い時間のなかの今の時間を考える



いずれ自分の会社となり 自分がやらなければならない時がくる

そんな緊張感のなか今仕事ができることに幸せを感じつつ



いつかくる日に焦り、恐怖心を抱きつつ毎日の一つの仕事を懸命にこなす



物をつくるという事は命を削る価値がある


男はそれでしか物を自分を遺せない


しかし 疲労が心にまで染み込む

心には疲労を入れるな


頑張れてる時の自分の言葉を残す いつかの自分向けて



なーんて 臭いけど そんな心持ちの 今時分