原美術館
行きました。ある晴れた日曜日。
渡辺仁氏設計の原さん家が美術館になったもの。
かなり、よい建築。
上品なおばあちゃまって感じ。
なんか、歳を重ねて、なお、色っぽい。奥ゆかしい。
かわいらしい。
ひさびさ、感動。
弧を描くプランが、それはもう素敵
な空間を内と外につくりだすにも程がある。
また、白いモザイクタイルの美しいこと。
ちょっとしたとこまで、小粋。
木漏れ陽の刺す階段の大窓、
木の影が風でそよぎ、動くモノクロステンドグラスの様、
余談、、
欧米人に言わせれば、タイルの建築は、下着で外に立つようなものだとか、、
欧米ではタイルは室内の仕上げなので、日本の外装タイルは特殊な例だとか、、、
これは聞いた話なので、本当かは調べ中。
それから、それから、中庭に面したカフェもよいのです。
とても豊かな時間を過ごさせてくれる場所。
居場所がたくさんある。
ここで、ゆるりと本読みたいな、昼寝したいな、、って感じる
これが、僕の考えるいい空間といい建築。
家って、こういう箱と場のことだなと思った。