SUNNYSIDE46

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たーらっ♪たーらーら♪らーらーらら♪ たーらら♪たーららら♪らーららららん♪ Boplicity by Miles Davis Nonet

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みなさん

お久しぶりです!!!元気にしてましたか?私は元気です。


いつの間にか半年ぶりの日記、、、、

これからもうちょっとちゃんと書かなければ。。




突然んですが、一時帰国のお知らせと、是非是非来てもらいたいライブのお知らせです。


明日、7月12日にJFKを経ちます。日本時間の13日に到着。今回は1ヶ月以上も日本に滞在するので、

たくさんの友人と飲んだりセッションしたりしたいなと思ってます。ライブも含め、何かありましたらぜひぜひ誘ってください。携帯を買ったらまたみんなにメールさせてもらいまし。



  ■久保一元 Group in Japan■


8月8日金曜日 @ 調布GINZ in Tokyo


松井宏樹(A.sax)
Christoph Siegrist(trumpet)

若井優也(piano)

楠井五月(bass)

久保一元(drums)



charge:1800円

open:7時くらい?



です。

久保一元 Group in Japanというとちょっと大それてて恥ずかしいのですが、

ちょっとやってみたい音楽にぴったりな素晴らしいメンバーが集まってくれました。


全員私の年齢か、それ以下という若手ですが、それぞれ大活躍している日本では私の先輩です。



●紹介


松井宏樹(A.sax)


前回帰国した、2008年冬に一緒に関西ツアー5箇所を回りました。同い年の素晴らしいアルトプレイヤー。上京して来てから勢力的に都内で活動中。新宿ピットインなどでも演奏しています。3月に3週間ほどNYに滞在し、うちにも一週間泊まってました。日本でまた演奏できのが楽しみです。



Christoph Siegrist(trumpet)


NYの同じ学校のトランペッターの友人。スイス人。ウェインショーターカルテットが大好きで、マニア並みです。w 誘ってくれたので俺も一緒にフィラデルフィアまでウェインショーターを見に行った。素晴らしかった。

その後、ベーグル屋で何気なく日本の「温泉」の話をしていたら、日本に来たい!ということになって、8月に6日間うちに泊まることになった。そこで、どうせならライブをしよう!となった訳。



若井優也(piano)


紹介の必要がないくらい、大活躍、そして素晴らしいピアニスト。大学時代に数回だけ一緒に演奏したことがあるけど、あれから数年。今はどれほど素敵なピアノを弾くのか。。。佐藤ハチさんや原大力さんと自分のトリオを組んでいたり、レコーディングやオマさんバンドで大忙し。


楠井五月(bass)


楠井君も大学時代からの仲間だけど、現在大忙し。当時からストレイトアヘッドのグルーヴが好きだったので、今回は是非と思って誘いました。現在は多数レコーディングやメジャーデヴューバンドのベーシストとして大忙し。



久保一元(drums)

私。




ということで、
今回のメンバーでどんな音楽が生まれるかとても楽しみですので、是非是非みなさん、8月8日金曜日です!!

お時間ありましたら、調布(新宿から京王線特急で15分くらい)まで足をお運び下さい!!!

その後は飲みましょう♪






半年間、ニュースクールビックバンドのドラマーに一人だけで選んでもらい、良い経験楽しい経験をたくさんさせてもらいました。


師匠。ジョナサンブレイクと、、、、

私のドラミングは彼に多大な影響を受けました。





時枝は元気です。彼はすごいです。


NYに来てから一週間うちに泊まっていました。その後は仕事を始め、まだNYに滞在中です。

彼と撮ったたくさんの写真、たくさんの話題があるので、ちょっとずつ時枝通信を更新して行きたいと思います。



チャイナタウンで再開して、ジョーズ上海で美味しいショウロンポウを食いに行く。

偶然兄もNYにいたので3人で乾杯。。。。



(TAKE6)!!!!



最近やっと形になってきた。


12月の始めくらいからどうしてもドラムのフォームを改造しようと思ってた。

というのは明らかに学校の中でドラムの音がむちゃくちゃかっこいいやつがいて、

そいつがどんなに譜面が弱くても、苦手なテンポがあっても、

ものすごい説得力がある、「かっけー」ていうドラムを叩くから、いいなーと思ってた。



そんなんで、ジョナサンブレイクのレッスンを取ってみたりして、それを素にほんとに色々試行錯誤をしてきた。色んなドラマーのビデオを見て(YOU TUBEで)フォームの違いと音の違いも比べたし、NYで生のライブも見たときはフォームを凝視してた。

セッティングも色々やったし、スティックは逆に一つに固定してみて、

あと、時間がある時はジョナサンブレイクやエリックハーランドもやってたという基礎練習(基礎体力作り?)をやった。



だけど、

まだ2ヶ月しかたってないから、日本でツアーをしている時は結局欲しい音にはならなかった。むしろ、変な癖がついちゃったかな。

途中、ツアー4日目の京都のときに腰から上のフォーム(手以外)は何か掴んだものがあって、それは今でも生かされてるけど。

ツアーは最高だったし、ライブ自体の雰囲気も音楽もなかなか良く仕上がったと思ったけど、自分のドラムに関しては迷いに迷った悪い癖の出てるドラミングだったと録音を聞いて思った。



そして、ちょっとたってから。「これだ!」となったことがあった。


京都のライブまでわざわざ名古屋から見に来てくれていたマーチングバンドの友達が

後日、俺のスティックの持ち方について一つ指摘してくれて、


「そういえばそうだなー。写真見てもそうだし。ぜんぜん自分では気づいてなかったけど。」


実際、その辺りにずっと違和感があって、指にもいつも力が入りすぎてたし、なんとかならないかと思っていたので、

言われるがまま持ち方の部分だけフォームを変えてみた。



最初は違和感あったけど、、ちょっと練習したら「なんだ!!これじゃん!」という感じだった。

違和感を感じたのは、違ったフォームをずいぶん長いことやりすぎていたからであって、

結局、手は軽く動くし、スティックははねるし、乾いた木の音が出るし、

何より腕の力がそのまま伝わるから、体に全然力が入らなくなった。

ドラムとの距離もちょっと開けられて、足の問題も大きく改善した。


(全て以前に比べたらよくなったという話)



ということで、この掴みかけた武器をもっともっと伸ばしていきたいな、と思った。

学校では、それくらい当たり前、みたいな若い奴がごろごろいるからね・・・。




(トリバー先生と今年のアートブレイキーオーディション)



今回からプライベートレッスンは

グレッグハッチンソンとタイショーンソーリーにすることにした。


グレッグはもう、憧れの憧れ。日本にいる時から死ぬほど聞いたジョシュアレッドマンのあのアルバムを

叩いている人。バークリーの理論を持ってるんだろうけど、グレッグにはそういうことよりも、フィーリングともっとグルーブを習いたいと思ってる。


タイショーンソーリーは、現在NYでどんどんのびてるドラマー。日本ではまだあんまし知られてないかもしれないけど、Sam Yahelも次のジェネレーションで来るドラマーとして太鼓判を押してるらしい。友達が聞いたら。

ピアノもむちゃくちゃ上手くて、タイショーンにはピアノソロとドラムのバッキングの深い関係の理論を習えたらいいなーと思っている。




(友達、Ben Mars)


アンサンブルは、初めてのビックバンドで色んなことを学び、経験したいということと、何より

死ぬほど楽しいと思うから、一日一日を大事に演奏したい。

たくさんのホーンに対して、ドラマー一人というちょっと緊張する状況でもドラムソロを堂々とやる勇気をつけようと思う。


もう一つ、レギュラーアンサンブルは、もう一度Joe Chambers先生。www

今回は友人が作ったバンドにドラマーとして誘ってくれた。

ポーランド人のギタリストも、またそのイスラエル人のトランペッターも、どちらもいいプレイヤーだけでなく

すごいいい曲を作る。

ジョーチェンバース先生は例によって怖いしw ドラマーには特に厳しいけど、

いい音楽を作るには最適な先生だと思う。

自分も積極的に作曲をしていって、いいアンサンブルを作り上げていきたいと思う。


以上、今セメスターのドラム目標。



昨日、人生初、ビックバンドのドラム叩いた。

やばかった・・・ 溶けた。


サックスがはもってる。
バリトンがブリブリ、ソロとってる。
スネアドラムにトランペットがくっついてくる。
ボーカルが気持ち良さそうにシャウトしてる。


ジャズ犬のみんな・・・ラッキーが重なりオーディションでニュースクールジャズオーケストラに入れたよー


ありがとうトリバー先生。

今のうちに日本20日間で起こった出来事のうち、

写真とかが残ってることだけ書いておこうと思うのだ。


1月3日に起こった出来事。



日ごろ、こんなに好き勝手させてもらっている自分だから、

せっかく日本に帰ったときに何かさせてもらいたいと思って、

親戚とかを集めてライブをやろうと思った。(それで感謝の気持ちを伝えられるか心配だったけど)



そんでもって懐かしき青春時代のメンバーに声をかけてライブは実現


Kazumoto Live at My House


大森通夫(sax)

別所和洋(piano)

越坂部智彦(bass)

と、俺。


3人が私のわがままに付き合ってくれた。ありがとう。



ッドヤー

と、うちのキッチンに人が溢れるくらい来てくれて、

大変なことになってて、それがなんともいえない幸せを与えてくれた。

みんな知ってる顔、みんな大切な仲間。




はじめは高校時代の友人と、親戚しかほんとに誘ってなかったんだけど、

そこに噂を聞きつけてきてくれた大学Jazz研の仲間がサプライズ登場・合流した。


それに妹が、小学校の友人を呼んだり、

親がまた知り合いを呼んだりしていて、



ごちゃまぜ、、、、

になった。


いつしか、大学の友人が親戚と一緒にお手伝いしてくれたり、

なんだかおもしろいことになってた。



普通、あの時の友人、あの場所の友人というのがあって、

それが同じ場所に一気に集まるのなんて夢の中なもんで、

ほんとになんだか不思議な感覚だった。




キッチンの奥で打ち合わせ中のメンバー。演奏は50分の2セットを行った。


休憩時間にお好み焼きができあがり、なかなかお客さんが戻ってきてくれない・・・w



はとこのかずしげと、やっくん。


やっくんは、この前紅白にも出てたエンターテイナー。この日もマッスルミュージカルを終えてから遊びにきてくれました。


かずしげは、この後、彼の狙い通りうちに泊まるw いつものことだ。

かずしげが去年の夏に、ドリカムのライブに出演していた時のDVDを見てみんなよろこぶ。

吉田美和の隣でマーチングドラムを叩いていてかっこよかった。吉田美和もすんごいドラムのセンスを持ってるとわかった。


そして、さらにジャズ犬 いけちん おさかべさんも

確信犯的に終電を逃し、うちに泊まる。


3人はその日にはじめて出会ったくせに、意気投合。夜遅くまで飲んでいたらしい。

(俺は時差ぼけの爆弾が落ちた日で、顔が白くなり、終身していた、、、)


そして、風呂を3人同時に入ったらしい。二人は浴槽、一人は体を洗う パターンで。



セカンドセットで、すでに飲みつぶれている、仕掛け人の池チン。

池チンのおかげではちゃめちゃにおもしろい夜になった。ありがとう。w


もちやん・さやま・つつみ が映ってるけど、

結局ジャズ犬のみんなと普通のセッションができなかったのが心残り。



でも、ほんとに素敵な夜だった。


何よりもうれしかったのが、

母がいつものパワーでパーティーを盛り上げまくっていたことと、

父が演奏を楽しんで見てくれたこと。


父は最後に演奏した、7拍子のAll the things you are が一番気に入ったらしい。


けっこうコンテンポラリーだな・・・w



(ツアーの話は2に続く)


久しぶりに自分のアパートに戻ったら、

トイレのとこと、リビングにさり気ない一輪の花が沿えてあった。出窓のところで光を浴びて笑ってるみたいな感じで清々しかった。


こんなに小さいのに、

「いいな~なんか」

そこの空気を変えてしまうパワーを持っている。



新しいルームメイトさんが俺のいない期間にちょこちょこっとだけやってくれていたみたい。



実はそんな風に部屋をちょっと気持ちよく、最終的には素敵にしたいなーなんてずっと思ってたんだけど、

ほんとにやるかといったらやらなかった。

花はプレゼントとかで買ったことはあるけど、そうやって自分の家のために買って帰るのもいいなーなんて初めて思えた。



そうか、じゃあ花屋さんはどこにあったかなとなる。

実は学校のすぐ近くにあったりするんだけど、そんなことは毎日道を歩いていても気にもとめてなかったのだ。

でも次からは、その毎日通る道にちょっと楽しみができる。

「お、なんかノリで今日はこの花でも買ってみるか」って。



きっと、「意識すること」で初めて自分にとってその物事が「存在する」のだろう。




目に見えないとされるものや、目に見えないと決め付けてしまっているものは、実は存在するのかもしれない。



ある有名な売れっ子作家の日常をテレビが放送していた。

取材やエッセイや次の小説の締め切りに追われているのに、ものすごい集中力とどうみても超人的な頭の切れで、ちょっとした空き時間にも小説を書き綴っていたのだが。


その人の持つもう一つの特徴、そして特技がある。

たった今、自分で書いたばかりの文章を読み直している時に、ほんの10秒くらいで泣き始めてしまうのだ。

「もう読めなくなりました…」と口元を押さえて言っていた。

なんという感受性だろう、と思った。

私の想像を越える深さで、その作家はその主人公に感情移入をしているのだろう。

そして、私の想像を越えるほどはっきりと、そのフィクションである主人公をまるで触れるように感じとり、

存在させているのだろう。



その様な生活を毎日毎日、何十年もやっているわけだから。

そして、毎日毎日莫大な資料や莫大な小説を読み漁ってるわけだから、

明らかに一般の人には見えない世界を見ているに違いない。




色や音や人間関係や恋愛感情や、、、数字で表せないものを感じ取るということを

私は幸せに生きていくために大切にしていきたいと思っている。



でも、感受性に対してそんなにがむしゃらにならなくてもいいんじゃないかなとも思う。

(ほんとは学校も終盤になってくるとがむしゃらなんだけど…)

なぜなら、本当に本当に好きなこと・人に対しては、自然と知りたいと思い。

勝手に情報も集めてしまい、勝手に一日中365日考えるだろう。

そうすれば、

聞こえなかった音が聞こえる様になり、その音だけで涙が止まらなくなったりもする。

気にならなかった言葉が心の奥まで入るようになり、その言葉だけで恋狂うかもしれない。


どんなことに対してでもいいんだろう。感受性の対象は決まっていない。



結局つまり、受け入れる力や好きになる力 と 感受性の強さ はイコールに近くて、幸い世界でもトップレベルに感受性が強いであろうアーティストさん達に出会わせてもらうと、

こっちが吸い込まれてしまうような受け入れる力と、逆にその人を好きだなーと思える何かを持っているのだ。

彼らには、説明はできないけど見えている世界がまたあるのだろう。



なんて、何を言いたかったのかわからないけど、パソコンを打っていたらこうなった。

一応最後はジャズにつなげたいと思う。


ジャズの勉強をさせてもらってると、純粋な音から毒の音まで(特に毒の方が好きなんだけど)全てが可能性を持っている音とされてる感じで、現在ジャズなんて、全世界・全ジャンル・全理論のリズムやスケールも全てを受け入れてて。むしろ、「すきだから新しいものを求めたい」というそれだけで垣根はない。

「音楽」が好きな私にとってはまさに「音楽」を勉強させてもらってる気がする。とてもありがたいことなのだ。


そうやって垣根なく、なんでも受け入れたり何でも好きになったりしながら、深く深く入っていこうとすると、聞こえない音やリズムが聞こえてくる気もする。

聞こえない音やリズムが聞こえる様になり、さらに表現できるようになったら、それはすごく強いことで、それが自分のやりたい音楽です、と言い切れるかもしれない。



とにかくこれからまたしばらくは、いろんなことを感じていきたいと思いながら、

学校がついに始まった。





さきほど、

無事NYに到着した。





いや、今回も※無事ではなかったんだ実は。それについては後ほど書くかもしれないが。

※前回、夏の日記参照、I-20忘れ。



成田空港で家族と別れる。

妹がどうやら前日徹夜で作ってくれていたというアルバムをもらう。この20日間の俺の写真などを文章や絵とともにまとめたものだった。そして家族からの応援メッセージ付き。

なんとなく、自分にとっては照れくさい様な、くすぐったいような、しかし温かい別れだった。



さて、これからが一人の時間だ、と入国審査を済ませ目的ゲートまで歩いてた。すると、

学校の先輩Yさんにばったりと遭遇。


相手もびっくりしていたが、俺もびっくりだった。

でも言葉はそこまでびっくりしていないような感じで、「偶然ですね!」(中略)


そこで俺は気づいたので、「ところでお酒飲まれたんですか?」


Yさん「わかる~?」


すごくぷんぷん香ってきたのですぐにわかったのだが、Yさんらしいなーとまずは一笑い。

そして、


「いつから飲んでたんですか?」


Yさん「昼の12時くらいから・・・」


どうやら6時間前くらいから上野で飲んでいたらしい。出発当日なのに。はー、なんか知らないけど改めて2008年の生活のスタートにワクワクとしたのは気のせいだったか。。。



そして、ゲートに到着。83番だった。出港が10分遅れるそうだ。

Yさんにドラムの荷物を見てもらっている間に、俺は日本食の最後に悔いを残さないために、おにぎりとパフェ風のアイスを買ってむしゃむしゃ食べていた。


すると、見たことのある人物が近くを歩いているではないか、

俺が


「ティファニー!」呼びかけた。


するとティファニーは「Hey!! Kaz! Nice to see you!!!」


またまた学校の友人の台湾人ピアニスト、ティファニーに遭遇。

しかし、

なにやら顔が違う。いや、疲れでやつれてるのか???


と、思ったら向こうから、


「Oh.. Im really drunk...」(私、本気で酔ってる。。。)


こっちも泥酔だー!!!



台湾→成田空港 の間でかなりできあがってしまった様だ。


まだまだ先になるだろうと思っていた英語での会話も、このティファニーに出会ったことで急にスタート。

この日本生活20日間はハローの一言すら英語を話していなかったから、

なんだか一気に気持ちが戻された様だった。

しかも、よりによって最強タイワニーズのティファニーに出会うとは、、、





機内で

「象の背中」という映画を見て、例によって号泣した。


本当に本当に号泣だ。どれくらいかというと、着ていたセーターの袖がしばらく湿っていたくらいだ。

鼻も出てきた。

スチュワーデスさんにすごい顔を見られるのもいつしか慣れてしまった。


あれは航空会社の狙いなのか?留学生狙いなのか?


思い返せば、留学最初の機内で、一人で見たのが「三丁目の夕日」で、ちょっと顔を隠しながら泣いたのを覚えている。


そして、次、一時帰国から渡米した時も、一人で機内で見たのがオダギリジョーの「東京タワー」だった。泣くだろそりゃ。



ところで、この象の背中は秋元康さんのやつで、ずるいといえばずるい感じで泣けるんだけど、

色んなメッセージもうまいこと詰め込まれてて、


その中でも俺が今回見ながら注目してたのが「二人の女性像」だった。

「愛人と妻」の対照。「ミステリアスで活動的でアーティスティックで影がちょっとあって、どっかいってしまいそうだが、弱弱しさももっている」(←かなり個人的理想・見解で書いた文)

と「完璧なほど完璧な女性らしい、妻らしい女性」の対照。

がおもしろかった。


それに対してどうというのは書かないが、最近このテーマがおもしろかったところだったから良かった。



その後、またI-20の不具合で、うちの学校がはんこ忘れていたというので、さんざんマッハスピードの英語で俺が怒られ、

一瞬入国できないんじゃないかというひやひや感も味わい、

Welcome to America

を感じだ2008年初日だった。


火曜日からさっそく授業やオーディションが開始だ。


がんばるぞ





ルービックキューブを買いました。

友達に感化されたのでした。

友達は1分5秒です。


少し教わりましたが、私はものすごく覚えが悪い。まだ最初のパターンもできません。


ということで、これから飛行機13時間、こいつをカシャカシャやります。

隣の人が変な顔で見てきても、カシャカシャ・・・

そんなことをしている間にNY、という作戦です。


日本、、、、最高でした。みんなありがとう

ここジャポンで起きた出来事は、そのうち落ち着いたら載せたいと願っています。


さらばジャポン!!!




久保一元
12月29日~1月18日まで一時帰国します。また今回はライブもいくつかさせてもらいます。



■東京→関西ツアー■

松井宏樹(a.sax)
平尚明(guitar)
小美濃悠太(bass)
久保一元(drums)



♪1月6日@下北沢TROCADERO HOUSE in 東京
♪charge:¥2000 start:19:00pm
(この日は、松井君ではなく大田雄二さん(guitar)。)


http://www.trocadero-house.com/



♪1月8日@名古屋DOXY in 愛知
♪charge:¥1000 start:19:30pm


http://www.doxy.biz/



♪1月9日@Garelly Cafe 風のモナド in 愛知
♪charge:¥2500 start:20:00pm


http://kaze-no-monado.sakura.ne.jp/



♪1月10日@布施Cross Road in 大阪
♪charge:¥2000 start:20:00pm
(ピアノに村上絵磨さんをお迎えします。)


http://www.c-road.org/



♪1月11日@祇園Pick Up in 京都
♪charge:¥2000 start:20:00pm


http://www.gion-pickup.com/



♪1月12日@神戸・萬屋宗兵衛 in 兵庫
♪charge:¥1500 start:19:30pm


http://www.soubei.net/



■メンバー■
全員若手ですが、どうぞよろしくお願いします。

松井宏樹(a.sax)
東京・京都を中心に活動中。東京の有名ライブハウス新宿Pitinn にリーダー出演中。

平尚明(guitar)
2006年 Gibson Jazz Guitar コンテストで最優秀賞を受賞。都内で活躍中。

小美濃悠太(bass)
関東多くのミュージシャンと活動中。スガダイロー、山田貴子など。

久保一元(drums)
2006年8月に渡米。現在NY、New School Jazzにて勉強中。マンハッタンを中心に活動中。Jonathan Blakeなどに師事。






















まず、俺はとんでもない勘違いをしていた。


今月28日に日本に帰国すると断言してしまって、その流れでちょっと予定とか入ってきてたのに、

実は到着は29日だった。


時差の関係で、8月に日本→NYで一日徳をしている分、今回は一日プラスで損をするのだ。



・・・8月の1日の長さと、年末の1日では全然価値が違う24時間だと痛感。。。


28日と29日の昼に予定があった友達、ごめんなさい。


29日のジャズ犬忘年会にだけはなんとか間に合いたいが、4時半に飛行機が上陸で、そこから新宿西口集合だから、とにかく出来る限り急ごう。




ところで、今週一週間はエナジー週間。


明日、超変態譜面速読(←漢字だらけだw) 本名「ドラムサイトリーディング」のファイナル。

細かい譜面をずっと練習してたら目が悪くなってきた・・・


かなり早い8分の15拍子とか、英語で「ワン・トゥー・スリー・フォー・・・●・●・●・サーティーン・フォーティーン・フィフティーン」とカウントしないといけないんだけど、


そんなの英語でその速さで数字を言うこと自体が難しいって話だ!!愚痴になるけど。ちょっとハンデを感じた今日この頃。



イヤートレイニングのファイナルもあるし、

セオリーは一曲コードチェンジを覚えてかなきゃならないし、テストではビバップソロとか書かなきゃならないから多分2時間くらいかかって終わったらぐったりだろう。

金曜日のピアノファイナルでは一曲弾ける様にしてかなきゃならない・・・




そして!一番エナジーを必要とされるのが、木曜日のアートブレイキーコンサート


先生のチャールズ・トリバーはとても人間がスウィングしちゃってる感じで、雰囲気はすごく好きだ。

それにやっぱり歴史的にもすごいジャズミュージシャンで、最初のリーダー作はハービーハンコック・ロンカーター・ゲイリーバーツとかと録音までしちゃってる。

だけど、良い意味でも悪い意味でもかなりぶっとんでる先生。w

今回はやられた。



3ヶ月けっこう速読で色んな曲をやらされて、それがアルバムの「Ugetsu」・「Free For All」中心だったから、俺もコンサートに向けてけっこう練習したんだけど、


先週、コンサートのスケジュールが書かれた紙が急に配られて、

12曲くらい書いてあったんだけど・・・・。


そのうち

10曲は今まで一切登場していないし、合わせたこともない曲だった!!しかも聞いたことすらない・・・

みんな苦笑い。なんだったんだ・・・これまでの練習はw



それで、先生はいつもの感じで


「フロームメモリー!!!メーン!!」(意:暗譜だぜー!)



とかいって、いきなり本番じゃん!って話だけど、

やるしかないっす・・・




だけど、いつも一緒にやってるメンバーが素晴らしくて、それが楽しみだし、うれしい。



ミスタートリバーがいつも俺に求めてるドラムは「エナジー!!」それだけ。

怒られるのは「音が小さい」ということと、エナジーが出ていないとき。

そんな時は我慢できずに俺のドラムを奪ってドラムを叩きだす。「ブレイキーはこう叩いてた!」と・・・本業はトランペッターなんだけど。



そういう体験をしながらレコーディングを聞くと、、、やっぱりアートブレイキーはすごい!!!


ちょっとでもそのエナジーをあやかるために頑張ろう。。。


暇な人は是非、木曜夜・・・おいでください。

おやすみなさい。





以前日記に書いたボーカル&リズムセクションアンサンブルのコンサートが数日前にあった。



どのシンガーもまだ入学して間もない女の子7人。

本番前は緊張してたり、クラスでの練習では色々と先生に注意をされたりして大変そうだったけど、

ステージの上では堂々と歌い切り、みんな輝いていた。


バックバンドとして単位をもらっていた俺も、ボーカルのバックの演奏はすごく勉強になった。そして何よりもすごく楽しかった。

譜面が配られてすぐにその曲の雰囲気を掴む練習や、何よりもボーカルというのをいかに引き立たせるか、

ドラムの役割は難しく、その分やりがいもある。



■■■

そんなコンサートでとんでもない事件が起きた。


7人目、ラストに登場したBriannnaなんだけど、彼女はクラスでも一番上手というか、歌い慣れている女の子。

ジャズに慣れている感じだった。


しかし、そんな彼女もついこの前の9月に学校に入学したばかりだし、学校のコンサートはこれが始めて。まだかなり若いだろうし。


前日のイアートレイニングのクラスが俺と一緒なんだけど、


「Hey, Kaz, are you ready for concert?」

「Im really nervous...」


と、さすがに不安だったみたい。



だけど。。。



ステージに上がった彼女は化けた!!!!w



なんだこりゃ!!!

俺もバックでドラムを叩きながら、冷静な心が全部彼女に持ってかれてしまうんじゃないかという

そんくらいのパワーだった。



普通の学校でやってるコンサートなのに、会場も沸きまくっちゃって、空気もブリアーナが持ってっちゃって、

それを聞いた生徒も外からぞろぞろ入ってきたくらい。



(前半)



http://www.geocities.jp/bird_in_australia/20071205briannabreesblues1.mp3


(注)右クリックで、「対象をファイルに保存」で落としてから聞いて下さい。

Briannna(vo)

Yakir(piano)

Ben(bass)

Kazumoto(drums)



日記を読んでくれた人は是非聞いてみてください。まだ10代の彼女のパワーを。



前半に彼女が言っているのは

「エイミー(先生)からの課題でブルースを書くというのがありました。これが私の書いたブルースです。」


(作詞・作曲ともに彼女なんだけど、俺がこの前書いたブルースより何十倍もかっこいいw)



そして、ブリアーナはベースにバンプを弾かせながらMCをして、

合図を出して俺とピアノに演奏をスタートさせる。

2コーラス自分の曲を歌う。


そして、俺とピアノを合図を出してブレイク(演奏を切る)させた。



(後半)



http://www.geocities.jp/bird_in_australia/20071205briannabreesblues2.mp3



ベースにだけソロを弾かせて、その上で自分はスキャット(アドリブでメロディーを作りながら楽器みたいな歌を歌うこと)をする。


そして、スキャットが1コーラス終わる頃に、ドラムの俺に入れという雰囲気を出してきて、俺はドラムロールを入れながらバックビート(ドン・パン・ドン・パンというリズム)をスタート



後は、彼女が盛り上げたい放題だった。


もう終わるかなと思ったんだけど、俺がスネアとフロアタムで「だだだだだだ」と持ち上げたら

彼女もそれを拾ってさらにシャウト!!!!

完全に音楽で楽しい会話をしてるみたいで、最高の気分だった。



彼女はまだジャズの理論はあんまりわかっていない。

だけど、そんなことより、

きっと彼女はジャズの文化で育って、ジャズを聞いて育ったんだろうから、耳に音が鳴ってるんだろうなと思う。


それに英語の持つ性格とか、アメリカ人の持つ性格とか、文化的なものもジャズのステージではすごく強いんだなと実感した。



最後は「メンバー紹介します。」といって、歌にのせてメンバー紹介。


俺の名前を度忘れするブリアーナ!w


「man on the drums♪」といって、「Whats your name again?(名前なんだっけ?)」と聞いてきたから


俺が「Kaz.だよ」というと、 「Kaz! I knew that!(そうそう知ってたわ!!)」


なんていうのも歌にのせてやってしまう。

そんなとこでもブルースを感じてしまう。。。w



ここには色んな怪物がいるけど、またすごい子がいた。

そんな楽しい演奏ができたことがほんとにうれしくて、幸せだった。


これだからジャズはやめられないんだな、、、きっと。