【ジャンク草刈機】ヤフオク3200円の草刈機を再生整備!エンジン始動の3大条件とは?


こんにちは、サニーサイド房総のShinです。


私はかつて、車検切れ放置ローバーミニ(3万円)や、ロータス・ヨーロッパ(250万円)といった、手のかかる英国車を直して乗るのが趣味でした。


 ー若い頃の愛車のロータスヨーロッパTCー


その経験から古いキャブレターやエンジンの整備、メンテナンス等は経験(苦労とも言う)はありました。


「草刈り」でなく「開拓」からのスタート

移住前に購入した中古戸建て。リフォームに取り掛かる前に、まず庭の雑草や爆発した生垣との戦いがありました。


もはや「草刈り」というより「開拓」レベルの作業が必要だったのです。


私はまた、元エンジニア視点でのジャンク再生趣味がありました。

その文脈で、ヤフオクの怪しいエンジン草刈機の落札から庭の開拓はスタートしたのでした。

ヤフオクで「ジャンク草刈機」をゲット‼️

ひと口に「ジャンク」と言っても、実は奥が深い世界。私は自分なりに「ジャンクレベル」を定義して、再生整備の難易度を見極めています。


ジャンクレベル一覧】

   完全に壊れている「部品取り用」

  ② エンジン始動不可(重症の予感)

   エンジン始動は確認済み

   少し前まで現役だった品

  ⑤ 知人から処分依頼

    (動作不明・闇鍋状態)          

  ⑥ 長期保管の処分品(動作未確認)★

  ⑦ ほぼ完動品(掘り出し物)

  ★今回は⑥レベルを選択


出品説明からジャンクレベルと、さらに出品者の評価を加味して入札します。


今回は「早く使いたい、でも安く直したい」ということで、ランク⑥3,200円で落札。



  ージャンク再生もリタイア生活の楽しみー


今はなき丸山製作所の刈払機「CB-21HTS」。

排気量21CC、2サイクルエンジンです。


整備開始!はたして目覚めるのか⁉️

まずは現状確認です。

まずはプラグ外して混合燃料を少しシリンダーに注入。


プラグなしでスターター紐何度か引いてウォーミングアップします(シリンダー内をオイルコーティングします)。


その後新しいプラグを取り付けて、スターターを引いてみます。


「ググッ」という手応え。引っかかりはなく、圧縮はしっかりあります。ひと安心デス。


これで、①の圧縮の確認はOKです。


ここからがいよいよ本番。元エンジニアとしての腕の見せ所です。


エンジン始動の「3大条件」を知る

ボロいエンジンを呼び覚ますための鉄則があります。

【エンジン始動の3大条件】

    1. 良い圧縮

    2. 良い火花

   3. 良い燃料(気化状態含む)

この3つが揃えば、エンジンは必ず目を覚まします。


■始動の3大条件を順番にチェック!

確認は「作業が簡単な順」がセオリーです。


 圧縮の確認

スターターを引いた時の適度な重みから、ピストンやシリンダーに致命的なダメージ(焼き付きや破損)がないと判断。圧縮はクリアです!



  ーまずは、スターター引いて重さ等確認ー

  (さきほどのテストで確認しましたね!)


 火花の確認

次は電気系統。プラグを外して状態をチェックします。極端な汚れがなければ、以前は元気に動いていた証拠です。


古いプラグで悩むのは時間の無駄なので、予備の新品プラグに交換して火花を確認。


プラグをエンジン本体の金属部分に接触させてスターターを引いた瞬間、ギャップ間に「パチッ」と青白い火花が見えればOKです。


ー左:新プラグ3年使用   右:ジャンク品プラグー

交換品はNGKの「BM6A」草刈機定番品です。


*注意:火花確認の時、停止スイッチが「ON」になっていることを忘れずに!*


 燃料の確認

最後は「良い燃料」です。

 * 新鮮なガソリン(古いと引火しにくい)

 * 指定のオイル混合比ガソリンの事

   (昔の草刈機は25対1がほとんど)

 * キャブレターできちんと霧化される事


ここまで準備ができたら、いよいよ「始動の儀式」に移ります。


ここまで条件の①、②がOKだったので、あとは「③良い燃料」がOKなら始動できる状態になっています。

最後のクライマックスです‼️


【始動の儀式】

 1. 新しい燃料を投入

 2. プライミングポンプを10回ほど念入りにシュポシュポ(燃料を送る)

 3. スイッチONを確認

 4. チョークレバーを始動にする

 5. 神様にお祈りをする(これ、超大事!)

 6気合を入れて、スターターを引くべし‼️

  「引くべし!引くべし!引くべし!!」


もし、20回引いても「初爆」がなければ……

そっと手を止めて、自分の日頃の行いに悪いことがなかったか、胸に手を当てて反省しましょう(笑)。


初爆確認で、整備は半分完了!

「シュン、ボボッ!」という初爆さえ確認できれば、このジャンク落札は半分勝利したようなもの。


いわゆる「当たりのジャンク」です。

逆に初爆がない場合は、ここからジャンク沼……いや、本格的な「修理編」へと突入します。


後半の「初爆がない時の徹底整備編」に続きます!


では、今日も良い一日をお過ごしください。