【林業を学ぼうと参加したら、
      教育が胸熱だった件🔥】

昨日は、南足柄市文化会館で開催された、
「スマート林業のこれから」という講演会に参加しました。



面積の約7割が森林という南足柄に暮らしている身としては、
その価値をより認識したいし、
有効に活用しながら、次世代に手渡せるような持続可能な森のあり方とはどんなものなのか学びたいと申し込んだのですが、

なんとまぁ、
想定外に、
「学校教育」の視点で、胸熱でした!🔥✨

講師は、
地元、吉田島高校の石塚先生。
登壇した瞬間から、
「なんだ!この元気な先生は!」と、目が離せなくなるようなエネルギーを感じたのですが、
お話を始めたら、いやいや、
すごかった。。

生徒との授業の様子を紹介しながら、
いかにして、
この地で、森を元気に継続させながら、
きちんとそれをお金に変えていくか、
つまり、
育てた木の価値が、適正に評価されるようにしていくか、
ということを熱く語っておられました。




先生の教育のスタンス。
学びの先に、
きちんと目指すもの、ゴールがある。
そして、それを手にするためにはどうしたら良いか、
そのことを、
机上の話ではなく、
生徒と共に森に入り、目の前の現実とリアルに向き合いながら実践を重ね一つ一つ形にしていく。

…なんていうか、
文科の掲げる、探求型の学びって、まじでこういうことだよね…と感じたわけです。✨😳

石塚先生の話を聞いていると、
「学ぶって楽しいんだ!」と、ワクワクした気持ちになります。
実際に、先生の見せてくださる写真や動画の子ども達の顔を見ていれば、まさにそうなのだとわかります。

先生の言葉の中で、印象に残っているのものの一つは、
「市場に受け身になっちゃダメですよ!」
というもの。

何年もかけて育てた木、
売ろうとしたら、付いた値は、安かった。
「まぁ、こんなもんか…」と、
諦めたらダメだ、と。

本当の木の価値を
どうしたら分かってもらえるか、
評価してもらえるか、
その方法を探すのだそうです。

それは先生ご自身も今、
生徒たちと共に取り組む最中で、解は出ていない、とのことでしたが、
その思いを貫けるのは、

まさに、
森や木への愛だし、
自分たちの仕事を信じている姿だと感じました。
てか、
なんて主体的に生きてるんだ!😳

お題にある、
いわゆるスマート林業についても、
とても感心したし、
興味深かったのですが、

それ以上に、
吉田島の教育の熱さ、
いや、なんなら、「生き方」みたいなものを学べたような気すらしました。

「いつでも授業を見にきてください」
と言ってくださったので、
本当に、見学にお邪魔したいと思います。

素敵な講演会を企画してくださった、
南足柄市森林ボランティアの皆さん、
ありがとうございました。✨

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