透析の歴史をざっと調べてみた。

 

1960年後半に保険診療と認められたが、当時は数百人の規模だったようだ。

しかし1970年代になれば1万人を超え、多くの腎不全患者の命をつなぐ真の治療となったようだ。

 

そうなると、自分が100年前までに生まれていたら、生きながらえることは無理だっただろう。

 

人類の20万年という歴史をみると、透析が始まったのがほんの最近であり、自分はなんと幸運なんだと思う。

 

透析を受けると障害者一級となり、医療費の控除や税金や公共料金の軽減などさまざまな恩恵にあずかれる。

 

自分はすでに命運は尽きており、いろんな人に生かされているのだと思わざるを得ない。

 

残された人生は自分のためでなく、家族や周りの人、この時代に生きるすべての人に捧げたいと思う。