『休日手帳』を読んだ感想
『休日手帳』を手にしたのは、そう、
たまたま自分が池袋@Libroで本を探していた時に、
ふっと目についたから。
思い返せば、ここ最近かって読んでいる本のほとんどが何らかしら仕事に
つながる事だった。確かに仕事に関する本を読むと、新たな知識、ものの見方や
考え方を知ることが出来る。
だけれど、土日も仕事モードで果たしていいと自分の潜在意識が働いたのか・・・。
本のタイトルを見ただけで、直ぐレジにもっていった。
家に帰り、目通しただけで幸せな気分になった。
じっくり読むと、味わい深い内容が書かれている。
この本の良いところ
・カラフルで沢山のphotoが用いられていること
・1ページ1ページに書かれている内容の言葉がシンプルで心に響く。
・忘れていた何か大切なものを思い出させてくれる。
■この本読んで、良いなと思った箇所の抜粋
p35:「例えば、休日の朝は歯磨き粉をやめて、塩で歯を磨いてみる(塩も天然の塩や
アンデスピンク色の塩、ヨーロッパの岩塩など、いろいろ出ています)。」
p52「芝生のチクチク感、小石のザラザラ感、それが地球です」
p78「カガミという3文字の真ん中に、「ガ」という文字がありますよね。
これは自分(我)をあらわしています。その自分「ガ」を取り除いてみると・・・、
なんと、カミそう神さまがあらわれます。
『休日手帳』
佐藤伝著、ビジネス社
http://www.bk1.jp/product/03083327
これとは別の本なんですが、『からだにやさしいオーガニックレストラン』もあわせて、
買ってみてはいかがですか?
『奇跡のリンゴ』を読んだ感想
この本を読んだのはまぎれもなく、自分の中で生活のバランスというか、
心のバランスといえばいいだろうか、そういったものが崩れているのを認識した時、
たまたま手にとって読み始めました。
この本、本当に素敵な内容です。
人生捨てたもんじゃないって改めて思いました。
木村さんというリンゴ農家の方のエピソードが書かれているのですが、
すさまじいほどの経験をされています。
僕はこの本凄い面白かったので夢中になりました。
かなりオススメです。
人生どうあるべきか教えてくれます。
・無農薬リンゴ栽培する事となったきっかけ。
1:木村さんの奥さんが農薬を散布すると、体調不良に見舞われていた。
2:たまたま農業に関する本で、無農薬を実践している本に出くわした。
・完全無農薬で栽培したリンゴを収穫するまでに費やした時間。
完全無農薬リンゴを栽培するのに約10年時間を費やした。
苦難は10年という時間の問題だけではなく、
金銭的な苦労をした例
1:極貧生活を強いられた。義父の退職金すべて使い果たした。
2:出稼ぎで働きにいく。
3:バイトでトイレ掃除する。
4:キャバレーでの勤務。
5:パチンコ店員のバイト
リンゴ栽培面での苦労
・リンゴの木や葉が害虫に食い尽くされる。
・ワサビや酢をまいたりするものの、効果は得にくかった。
・どんどんリンゴの木が弱っていく。
・雑草がはえる。
・収穫量が農薬使用していた時と比べてガタ落ち。
etc.
他にもいろいろと苦労されてきた事があるのですが・・・
人生は悔いの残らぬよう、bestを尽くす。
それがどれだけ大切か教えてくれたような気がします。
『弁護士が教える気弱なあなたの交渉術』 谷原誠著 日本実業出版社(感想分)
表題の本を読みたいと思った理由は・・・
1:口下手で社内の人と話すときですら丸め込まれてしまう事がある。
2:仕事で営業さんを相手にしないといけないケースがあるため。
とにかく、交渉力がないと、社内・社外の人問わず、丸め込まれ、
自分が知らないうちに不利な状況に置かれてしまうのは恐い。
自分を守れるのは自分だけ。
この本を読んで印象に残ったこと及び、これは自分にとって仕えると思ったテクニックを
いくつか紹介したく思います。
<本読んでの感想>
この本、他にもいくつかテクニックが紹介されているし、テクニックを図解してくれているから、
イメージとして頭の中にスッと入っていきました。
また、テクニック紹介してくれた際に、必ず、ポイントをまとめてくれているのも
良かった。
<印象に残ったこと>
・交渉を行う際、余計な言葉を発しない事が大切。
・交渉を行うにあたって、相手及び自分が置かれている力関係を
きちんと把握しておく。
・人間は感情が先に動いた場合、理性は感情を正当化するよう働く。
逆に、理性が先に動いた場合、理性が冷静に物事を判断する。
・相手の期限は設定する。自分の期限は相手に知られないようにする。
自分の期限が相手に知られたら、期限を延ばす対応を取る。
<使えると思ったテクニック>
・話すのが苦手であれば、相手に書面にして渡すという手段がある。
・話すのではなく、沈黙も重要なテクニック。
沈黙する事により、相手は返ってくるであろう
レスポンスが返ってこず、不満を抱いているのではないか?と不安にかられる。
よって、相手から自分にとってより良い条件を提示してくれる可能性大。
・仮に話法
仮に~だったらOK?ですかと相手に問い、相手がOKといえば、
その件に関して相手はOKといったため、発言した事に縛られる。
よって、相手は矛盾した発言しにくくなる。
・混乱したら「そもそも」という。
相手が押してきたり、圧迫を与えてくると、思考力及び、
本題が何であったかボケてくる可能性あり。
一端、「そもそも」といい、本題を思い返し、適切な思考力を
戻すことが大切。
