こんにちは。キャリアコンサルタントの中田暁子です。
今日は國分先生の著「カウンセリングの技法」の本を読んで
感じたことをつづっていきます。
私は新卒で人材紹介会社に入社し、就職相談などキャリア相談に
携わるようになってから、早くも15年以上となってきました。
キャリアコンサルティングの勉強も続けている中で
國分先生の基本のカウンセリング技法についての本を読み
改めて理解を深めた点はたくさんありますが、
心に残ったことがいくつかありました。
カウンセラーの倫理で大切なことについて、國分先生は
一つは「秘密保持」
もう一つは「勉強すること」
と挙げています。
一つ目の秘密保持は勿論大切ですが、
もう一つの、「勉強すること」についても身が引き締まる内容でした。
最高の知識を持っていたがカウンセラーがクライエントに対して
適切な対応ができなかったとしたら、まだ誠意が感じられるが、
不勉強のせいだったとしたら、、、
それは、他者の人生への敬意が足りないからだ
という内容が書かれていました。
勉強の意味は①実証的研究 ②読書 ③耳学問とありました。
ある1冊の本を読んでいなかったばかりに不適切な助言をしてしまうことがある。
キャリアカウンセラーは人の人生に大きな影響力を持つ存在であるということを
改めて自覚しました。
知的貪欲さをもって私自身努力していきたいと思います。
日々勉強ですね。
頑張りたいと思います。