SUNNY★TOUCHのしりとりくりえいてぃん。

SUNNY、絵ぇ描きます。
TOUCH、作文書きます。
テーマはしりとりで決めるよー。

しりとりは、『ブログ』からはじめて、次からは相手の回答をテーマに何かかきます。

★一応のルール★
①人名はNG。
②相手の更新から、一週間以内に更新すること。

他にも思いついたら、随時追加します。
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空/TOUCH

ある静かな昼下がりに、母さんアヒルは卵を産んだ。

ひとつ、ふたつ、みっつ産んだ。

母さんアヒルはみっつの卵を大事に抱え、歌をうたった。

かわいいかわいいみつごちゃん、はやくおかおをみせておくれ。

それから母さんアヒルは、それぞれの卵に話しかけた。

とんとんとん、ひとつめのたまごちゃん、げんきにそだっておくれね。

コンコン、と、ひとつめの卵は、しっかりした音を返した。

とんとんとん、ふたつめのたまごちゃん、かしこくそだっておくれね。

コンコンコン、と、ふたつめの卵は、母さんアヒルと同じだけ叩いて返した。

とんとんとん、みっつめのたまごちゃん、やさしくそだっておくれね。

ところが、みっつめの卵は、ひとつも返さなかった。

母さんアヒルは心配したが、産まれてくるまで卵の中を確かめることはできないので、そのままみっつの卵を育てることにした。

母さんアヒルは、毎日みっつの卵のために歌をうたって、毎日話しかけた。

すると決まって、ひとつめの卵は2回、ふたつめの卵は3回返事をして、みっつめの卵は返事をしなかった。

それでも、毎日毎日温め続けて、ある日とうとう、ふたつの卵にひび割れができた。

母さんアヒルが応援すると、ふたつの卵から、元気な男の子と可愛い女の子が出てきた。

母さんアヒルは大層喜んだが、まだみっつめの卵はひびも入らず、母さんアヒルのお腹の下にあった。

ふたつの卵が割れて3日経っても、みっつめの卵は返事もしなければ割れもしないので、母さんアヒルは思いきって、つついてみた。

母さんアヒルがくちばしでつつくと、みっつめの卵に小さな穴が開いた。

すると、そこから歌が聞こえてきた。

母さんアヒルは驚いて、中を覗いてみた。

みっつめの卵は、からっぽだった。

母さんアヒルは大層悲しんだ。

そこに、先に産まれた2羽のヒナが、心配してやってきた。

母さんアヒルは心配ないと言ったが、2羽のヒナは、みっつめの卵に開いた穴に気づいた。

そして、2羽のヒナは、中から歌が聞こえることにも気づいた。

ヒナたちが、すごいすごい、母さんの歌だと喜ぶので、母さんアヒルもなんだか、それでいいような気がした。

それから、2羽のヒナが大きくなるまで、毎晩みっつめの卵の歌を聞いて眠った。

ヒナたちが巣立つ頃、不思議とみっつめの卵の歌は止んだが、母さんアヒルは死ぬまで大事に持っていた。



おしまい。



何か、空でも大事に出来るものを書いてみようとしたらしい。

目に見えるとか見えないとかは、どうでもいいぜそんな事柄。

そんな感じー。

童話は久々だけど、楽しく書けたです。

〆切ギリギリなのは、忘れてたかr…ゲフンゲフン。



そいじゃ、次。

『ライバル』でよろしくー。

ライバルのいないマイペースな生活を好む、TOUCHでした。

田舎/sunny


SUNNY★TOUCHのしりとりくりえいてぃん。

気合入れずに描いた。

ヒーローにはなりたくないのですよ☆


田舎って言われても、赤毛のなんちゃらとか、もんぺしか思いつかんかったです。

もんぺ履いてる人って見たことねぇな。田舎モンだけど。


次は『空』でおねがいしもす。

そらじゃねえよ。からですよ。

気合/TOUCH

僕は朝起きるのが苦手です。

今日も遅刻して、先生に叱られてしまいました。

先生は、気合が足りないと言いました。

気合を入れたら、ちゃんと起きられるのかな?

気合って、どうやったらいいんだろう。



今日はちゃんと起きられました。

自分で起きたので、お母さんは驚いていました。

何となく、気合のことがわかった気がします。



水泳の授業で、息継ぎなしでどこまで泳げるか競争しました。

僕は気合で1位になりました。

みんなに褒められて嬉しかったです。

気合ってすごいなぁ。



今日は、下校中に、交通事故にあいそうになりました。

僕たちの列に、トラックが突っ込んできました。

僕はとっさに気合を入れて、歩道に乗り上げる直前のトラックに、パンチしました。

トラックは横向きに倒れたけど、運転してたおじさんは無傷で、僕は安心しました。

みんなにも褒められて、ヒーローになったみたいで、嬉しかったです。



今日は変なお客さんが来ました。

チャイムが鳴って、玄関に出たお母さんが、何だか困った声を出していたので、僕は玄関の様子を見に行きました。

家の前にはスーツを着たおじさんがふたりいて、僕と目が合うと、嬉しそうに笑いました。

おじさんは僕を呼びましたが、お母さんは部屋に戻りなさいと言ったので、僕は部屋に戻りました。

あのおじさんたち、誰だったのかな。



今日は宿題を忘れそうになったことを書こうと思ったけど、もっとすごいことがあったので、それを書きます。

授業が終わって家に帰る途中で、この前家に来たおじさんたちに会いました。

おじさんたちは僕に、ヒーローになりたくないかと聞いたので、僕はなりたいと答えました。

するとおじさんたちは、ついてきたらヒーローになれると言いました。

僕は、知らない人にはついていかないと言いました。

そしたら、急に頭が痛くなって、目をつぶりました。

次に目を開けたら、知らない所にいました。

誰もいなくて、変なベッドで寝ていました。

今やってるやつじゃなくて、古い仮面ライダーが改造される時みたいなベッドです。

動けないように手足が固定されていて、いろんな機械からコードが伸びていて、それがいっぱい体にくっついていました。

今時改造人間とか、ダサいから嫌です。

だから僕は逃げようと思いました。

普通に動こうとしても、鉄みたいなので固定されてて動けませんでした。

だけど僕は気合を入れて、一生懸命起き上がろうとしました。

そしたら、ボキッと折れて、僕は動けるようになりました。

おじさんたちが来たら大変なので、急いでコードを取って、変な部屋から脱出しました。

適当に逃げていたら、おじさんたちに見つかってしまいました。

それでも一生懸命逃げたら、ドアの前にたどり着きました。

鍵がかかっていたので、気合でぶち破りました。

外は崖っぷちでしたが、気合で飛び込んで、後は、気合で陸まで泳いで、気合で家に帰りました。

家に着いたらもう夜になっていて、お母さんは、僕が帰ってこないので、心配したと言いました。

僕は今日あったことをお母さんに話しました。

お母さんは、もう気合を入れるのをやめなさいと言いました。

気合は便利だったけど、またおじさんたちに捕まるかもしれないと言われたので、僕は気合を封印することにしました。

ヒーローになるのは、他の方法を探すことにします。



おわり



こうですか、わかりません。←2回目。

最近苦し紛れ気味だったけど、今回は一応、楽しく書けましたよー。

主人公はそんな漢字書けないとか言わないでね。

あと、別に昔の仮面ライダーDISってるわけじゃないです、昭和生まれです、ブラック世代です。

オチが弱いのはTOUCHの仕様です★



さて、次のお題は『田舎』にします。

sunnyちゃん、よろしくー。
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