最近は民泊関連の工事に関わらせていただく事が多くなりました。

 

 

今回はそんな中で、電気工事でちょっと自由に遊ばせていただいた現場がありましたのでご紹介します。

 

 

現場は奈良市の民泊施設 「キバコ 奈良」 さま

https://kibako-nara-jp.book.direct/ja-jp

こちらの拡張工事です。

 

 

拡張した側に新たに出入り口も設けられました。

 

 

 

受付カウンターも一枚板で格好いいです。

 

 

 

こちらの現場は今回、「電気工事」の分野で協力させていただきました。

 

電気工事については何の指示もなく、適当な位置に照明とスイッチとコンセントを付ける、というものだったのですが、

現場に入っていた各業種の職人さんのこだわりに触発され、それならば!と、こちらも遊びモードに。

 

気がつけばネットでレトロスイッチと碍子(がいし)を買っていた・・・

 

 

碍子引き工事(がいし引き工事)とは、今から50年以上前、昭和40年くらいより以前に主流だった配線方法です。

 

 

 

 

ぼくが生まれるよりかなり以前のの工法で、

現在の電気工事士のうちこれが施工できる職人はごく僅かだと思います。

 

配線は現在入手が容易なIV線2.0mmを使用します。

 

内線規定を再確認しますと、がいし引きだと35アンペアも流せます。

 

 

 

久しぶりにやった巻き付け分岐接続。

このあと半田揚げをします。

 

 

 

途中まではVVFで配線していまして、お客さんの見える所だけ、お飾り的にやっただけですが、雰囲気出ました。

 

 

照明の集中スイッチもレトロ。

 

 

 

Panasonic も 「クラッシックシリーズ」 を新発売しましたが、

https://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/cla-chic/

 

ちょっとお高いので、

PSEマークのあるアメリカ製のタンブラスイッチを使いました。

 

 

とても手間がかかる作業です。

手間がかかっても請負金額が増えるわけではないし、頼まれたわけでもないので、本当に超自己満の世界です。