地元でエコキュートの据付工事を行ないました。

それに伴い、分電盤から天井裏を経由して電気工事を行ないます。


普段は「キャッチャー」といって釣り竿みたいなもので電線を引っ掛けて配線しますが、
今回の現場は配線ルートが複雑で、配線先が天井内で見通せません。

かといって、天井裏に体が入って行けるようなスペースも強度もありません。

このような現場では、作業のため天井を開口して点検口とし、そこを経由して配線する事が多いです。

しかし、それでは作業ロスにもなりますし、作業時間もかかります。

それで今回はこんなロボットに天井裏を走っていただきました。

 

 

 

赤外線暗視画像を見ながら、タブレットで操作します。
ゲーム感覚ですね。

前にエアコンの配管を付けているのは、フロントヘビーにしないと野縁を乗り越えるときにウイリーしてしまうからです。
首に細いロープを引っ掛けて天井裏目的地まで走らせます。

ロープは後で電線を引っ張るためですが、途中でロボットが動けなくなったときにも回収できます。

普段なら時間の掛かりそうな作業が5分で終了しました。