さて、後味の悪さしか残らなかったダービー。結局はペース次第でどうにでもなるという競馬の難しさ(面白さ)を再認識させられました。ラップの詳細を並べても何にも参考にならないので、愚痴を溢すことで来週を迎えたいと思います。
ダービーというのはホースマンの夢。高校生で言えば夏の甲子園を3年生だけで戦う一生に一度の舞台。儚くもあり、輝ける舞台。全ての選手が全力を出しきった上での勝利或いは敗北が観客を感動させ歴史を繋いできました。
しかし今年のダービーはどうでしょう?
一定の、ホントに一定のペースにも満たないままレースが進み、前にいた馬のみが残るという競馬になりました。最も輝かしくそして気品のあるレースなのにただの練習試合に成り下がってしまいました。
『あまりにもペースが遅かったから』
『スタート後出ていかなかった』
『動けなかった』
レース後のコメントを見ていると力を出しきれずに負けてしまったといった種類の内容が並んでいます。新馬戦ならいいんですよ、でもダービーなんですよ。一生に一度の晴れ舞台なんですよ。それなのに力を出しきれずに負けたなんて不憫過ぎますよ。
『こっちも頑張ったけど勝ち馬が強すぎた』
『最後、スタミナが切れちゃいました』
みたいなコメントを見たいんですよ。全ての馬が力を出しきった上で勝ち馬を讃える。そして秋にリベンジする。そんなコメント、競馬を見たいのに。長く競馬を見てきて、今年ほど気持ちの悪いダービーはありませんでした。イスラボニータで10万負けた時の方が清々しかったですよ。ホントに。
結局勝ったのは途中で動いたルメール騎手でした。でも、もっと動けた騎手はいた筈ですよ。例えば、スタートが合わなかったりしても、今乗ってる馬に合ったペースを『作る』のも騎手の役割でしょ。最低限しなければならない役割はあるよね?その遥か下の事しか出来ていない。ただ回ってきただけ。お前は何をしに東京に来たんだよ。観光か?だからG1勝てないんだよ。まったく。例えば意図があってスローの中固まっていたのならそれもいい。でもだったら結果を出せよって話で。逃げ馬なのに意図的に追い込んでレース中罵声浴びてても最後差しきったらそれは騎手のファインプレーだと思うけど、なんとなくの流れに乗って気がついたら塞がれてて、スローを差せる脚もなく、人気よりも下の着順になるとか、そんな競馬をダービーでするなよと。スローになったのは自分の責任だと何故言わないのか。ホントに他の騎手にして欲しかったと心から思った今年のダービーでした。
オークス、ダービーとコロがしてイスラボニータにブチ込む予定でしたがそれも叶いませんでした。ホントに残念ですが来週はイスラボニータの二つ目のG1制覇を期待したいと思います。
