夏から12回の歌のレッスンを重ねて(指揮者の佐渡裕さんの特別レッスンを入れると13回になります)…。
身体をほぐすところから始まる発声練習
今まで全然知らなかったドイツ語の練習
とても高いソプラノパートの音など
どれも新鮮で、思い切り声を出して歌うことが、こんなにも楽しく氣持ちのいいものだと改めて感じました。
その集大成とも言える本番は、想像以上にスケールの大きな、迫力のある、言葉では言いあらわせないほどの素晴らしい感動的なものでした。
日本だけでなくオーストリアからも合唱に参加され
ゲストのリトルグリーモンスターの皆さんとは、ビートルズのヘイジュードを一緒に合唱もさせていただきました。
歌の前に、ベートーヴェンに影響を与えたシラーという詩人の詩を朗読されるゲストが来られます。
今年は初めての男性で、佐々木蔵之介さんだったのですが、言葉に思いが詰まった、とても心に響く素敵な朗読でした。
フランスの天才ピアニスト、リュカ・ドゥバルクさんのピアノ
オーケストラの演奏
ソリストの方々の歌声
本当にどれも素晴らしかったのですが
忘れてはいけないのは、指揮者の佐渡裕総監督をはじめ
合唱指導の時の歌やピアノの先生方
音声、照明、カメラや写真を撮られる方々、スタッフの皆さんなど…
全てがスムーズに、事故のないように裏で支えてくださる方々の存在も忘れてはいけないと思いました。
それから、今回は第九に対する想いを俳句に詠み、それをプレバトの夏井先生が選句されるという企画がありました。
私は、病気のことがきっかけで、この度挑戦したことをもとに詠んだつもりで出句したのですが、残念ながら「才能あり」とはなりませんでした(^_^*)。
いい俳句はプログラムにも掲載されるのですが、皆さん、いろいろな思いを持って第九に臨まれているんだなぁと…
練習でいつも近くの席でご一緒させていただいた方々も、私と同じような体験をされ、今回の参加になったとのことでした。
一万人の人がそれぞれにいろいろな思いを持って参加されるこのイベントは、けして一人では味わえない感動をいただける、貴重なものでした。
最後に皆さんで「蛍の光」を歌った時、本番を無事終えたという達成感と感動でいっぱいになりました。
今ここに、いろいろな人に支えられて、自分が存在していることを有り難く感じ、夢のような貴重な体験をさせていただけたことを、心から感謝いたします。
私にこのイベントのことを教えてくださったお友だちにも久々にお会い出来て、いろいろ積もるお話も出来て、より楽しく嬉しかったです。
本当に素晴らしい、夢のような時間をありがとうございました♪( ´▽`)