前日に撮ったMRIの検査結果を聞きに、
おじちゃんと来院した。
「来院」なんて、簡単に書いてるけど、
実は結構大変なんだよね。。
あたしは迎えに行って、病院まで行けばいいけど。
まず長女が、前日から「明日はひかりと病院」と、言い
カレンダーに記入などをしてくれる。
そして、次女のハルが、朝電話をして伝える。
あたしが、時間に行くと、ちゃんと待っているけど、
今日どこに行くのか?何しに行くのかは忘れてる。
ハルから電話来たことも忘れてる。
毎回来院のたびに、同じことが繰り広げられてる。
この日、検査結果は、担当医のパソコンに届いていた
おじちゃんの脳のMRI画像を見ながらの説明だった。
上からの輪切り写真で、左右に2本あるもの。
記憶をつかさどるところ・・海馬っていうのかな?
そこが黒く広くなってるのが見た目で解った。
記憶をしていく機能が衰えている証拠だという説明だった。
黒い部分が大きければ、脳が萎縮しているとのことで、
かなり・・あたしみたいな素人でも解るほど、
黒い部分が大きくなってるのが解った。
脳梗塞の跡も、小さなものだけど、三箇所あった。
激しく悪さをしたものではないらしいから、
本人にも自覚症状はなかったとは思うとのことだった。
このMRIから診断して、
「認知症、アルツハイマー型で間違いありません。」
引き続き、同じ薬を飲み続けることになった。
この時、長女が仕事を抜けて来てくれたのだけど、
診断には間に合わなかった。
長女が色々と調べてくれていて、市役所に寄り、
「デイサービス」の申し込みをした。