「津波来ても逃げるつもりない。人生に悔いない」と夫に言うといつも悲しそうな顔をする。「もう山に居ったら?津波にあわんで、生き延びられるで」と言う。


津波が来る時どこに居るかで、その先の運命は変わるやろうけど、あらかじめ山に避難しておくというのはズルをする気がして嫌や。運を天に任す。


「じゃ、楽しい事って何?」と真面目な顔で夫が聞く。

う〜む、楽しい事?仕事でない事は明らかである。う〜む、なんやろ?楽しい事、やりたい事、思い浮かばん。

やりたい事はその都度やって来た。大概のことは既にやれた。

神戸の息子は世帯を持ち、優しい奥さんが居てくれて子供も2人目が産まれるし、

大阪の娘に関しても心配はない。




「うん?ホンマに無いか?ホンマに無いんか?」コレは魂から質問をされている。

あら?もしかしてコレ大事なコトかも…よく考えてみよっと。ホンマにやり残したコト無いんか?なんか有るような気がしてきた。