今年度学校の音楽は、コロナよぼうのため いろいろなせいげんがあります。
歌はハミングていど。
ふいて音を出す楽器はNG。
つまりけんばんハーモニカもリコーダーも使えません。
共有する楽器は 毎回しょうどく。
そんな中でどんな音楽のじゅぎょうをするのか、
なやんでいる先生は多いと思います。
でも ものは考えよう。
ふだん時間が足りなくてできないことを、ていねいに学ぶチャンスでもあるのです!
おんぷの読み方とか、音楽かんしょうとか、ソルフェージュとか
いろいろあります。
そして合奏はぜったいにはずせないので、カスタネットを個人で買ってもらました。
あつかいやすく、小さく、お金もあまりかかりません。
ただカスタネットをメインにした合奏は これまでやったことがないので、
ちょうどいいレベルがどれくらいなのか 手さぐりじょうたいでした。
山本晶子さんの動画をアレンジして2曲、子どもたちの反応を見ながら
いろいろなリズム打ちにチャレンジ。
そして1学期のまとめとして カルメンのトレアドールに取り組みました。
まず音楽をきいて、どんな打楽器が使われているかをたしかめました。
シンバルと鈴のパートをカスタネットで合わせます。
そして中間部は リズム作りをしました。
音楽をきいて、どんなリズムが合うか発表します。
どのクラスも6しゅるいぐらい アイデアが出ました。
これまでの2曲に出てきたリズムがどんどん出てきて、
子どもたちのたしかな学びが感じられました。
そして多数決でクラスのリズムを決めました。
2組はシンプルに、タンタンタタタン
3組は4小節のアイデアに人気が集まり タンタンタッカタン タタタタタン
1組では
「6しゅるいのリズムがどれもいいから ぜんぶ使いたい」
という意見が多かったので、ぜんぶをつなぐことになりました。
クラスの個性も出て、とても楽しい合奏になりました。
各クラスのリズムを聞き合うきかいがないので、ここを利用しています。
ぜひ聞き比べてみてください。