シリーズものです。初めての方はこちらからどうぞ~。
私は夢を見ていて、誰かと会話をしていた。
相手の人は日本人じゃなかったような気がするけど、
会社の人だったのか、教会の人だったのか、
誰だったのかがどうしても思い出せない。
でもなんだか楽しくて、笑いながら相手のボケに突っ込みを入れていた。
と思ったら看護師さんに起こされた。
起こされたんだか自分から目が覚めたんだか覚えていないけど、
夢が突然遮断されたので、多分起こされたんだろうと思う。
目が覚めた時は一瞬状況が把握できなかったけど、
そういえば私は手術をすることになっていたんだった、と思い出した。
そして同時に頭には包帯がグルグルと巻かれていて
酸素マスクがあてられていることに気がついた。
あれ、もう手術終わっているみたい。
手術の前までの出来事を散々ひっぱって書いていたけど
実際の所、手術そのものについては全く記憶がないので、何も書くことが無い。
気がついたのは、手術というのは怖いイメージがあったけど
それ自体は全然怖くないんだなぁ、ということ。
怖いとかいう感覚も持つことが出来ないくらい、
完全に意識を失うのだから。
結構、あっけない。
これからお部屋に戻りますね、と言われてベッドが動き出す。
最初は動きながら天井をみていたけど、
目がまわりそうになってきて、目を閉じた。
この時はもう手術室の外にいて、どこかの廊下だったように思う。
私が寝ていたのは、病室にあった自分のベッドだった。
前もって誰かが手術室まで運んできてくれていて、
手術後私はそこに寝かされ、そのまま病室に帰る。
病室に行ってからまた別のベッドに動かされるのも辛いし、
ましてや自分で移動してくださいとか言われると厳しいので
この方法はとてもラクだった。
部屋には母が待っていてくれることを覚えていて、
それがなんだかとても嬉しかった。
やっぱり付き添ってもらってよかったな、と思った。
8時半に手術室に向かってから、3時間くらい経っていた。
ピッと切って、チュルっと出して、ちゃちゃっと縫い直して終わり、
という感じだと思っていたので、案外時間がかかったことにビックリした。
ちなみに切る所は髪をそられるのかと思ったけど、
女性だからといって剃らずに、更には毛根を傷つけてしまわないように
すごく配慮してくれていて、とてもありがたかった。
傷口は、縫うだけじゃなくて、ホッチキスでもとめらていた。
頭をホッチキスでとめる・・・
オエ
数日後、家族に傷口をデジカメで撮ってもらったら
ずらっとホッチキスの針が並んでいて、結構気持ち悪かった。
部屋に戻ると母が待っていてくれて
何か会話をしたと思うんだけど、あまり覚えていない。
多分一時間くらいは寝ているような起きているような、
そんな状態だった。
ただ、ベッドの中の私を覗き込んで、
絵に描いたように包帯グルグル巻きにされてるのを見て
プッ
と鼻で笑われたのは覚えている。
その後看護師さんから、
きょう一日は何も食べてはいけない、
水も6時間くらいたってからじゃないと飲めない、
という説明を聞いた。
母はありがとうございますと言ってお礼を言い、
看護師さんが帰ってしまうと同時に私に言った。
「じゃあ今からランチ食べに食堂に行って
その後コーヒーでも飲んでくるから」
って、まてーーーーーーーーいっ!
たった今、飲み食い禁止を言い渡された私に、
そんな宣言しなくてもよくない?
と訴えると
「だって、言っておかないと何だか遅いなぁって思うかとおもって」
・・・・さようですか。涙
なんていうの、もう少し空気感を感じ取ってほしいというか
気遣いの問題っていうか、まあいいんですけど。
結局母はその後夕方まで付き添ってくれて、その後仕事に向かった。
忙しい中、来てくれたんあなぁって思う。
どうもありがとね。
母が携帯で撮影![]()
