こんにちは、皆さん！
今日は四字熟語の
馬耳東風（ばじとうふう）
についてお話ししようと思います
この言葉
聞いたことはありますか 
直訳すると
「馬の耳に東風」
なんとも詩的な表現ですよね 
これは
中国の詩人李白(りはく)の詩から
由来しており
彼の作品が理解されず
批判されても
自らの芸術的信念を貫いたこと
からこの表現が生まれました
他人の意見や批評を気にせずに
聞き流すという意味で使われます
元々は春風が馬の耳に吹いても
馬は何も感じないという
ことから来ているんです
でも
この「馬耳東風」
ただの無関心とは少し違います
むしろ
自分を乱すことなく
自分の信念を持ち続ける
という強さが感じられます
私たちの周りにも
批評や意見が飛び交うことは
多いですが
それに振り回されず
自分の軸を持って行動できると
すごく心強いですよね
「馬耳東風」の類義語
「馬の耳に念仏」
「糠に釘」
「暖簾に腕押し」
などがありますが
これらも
「何を言われても影響されない」
という意味合いを持ちます
一方、対義語としては
「呼牛呼馬」
「付和雷同」があり
これらは他人の意見に
すぐ同意してしまう態度を表します
英語では
「馬耳東風」の精神は
"like talking to a wall"
"praying to deaf ears"
と表現されることがあり
どちらも他人の意見が通じない様子を
表すフレーズです
この話から私たちも
学べることは多いです
日々の生活の中で
「馬耳東風」の精神を持って
自分の信じる道を進んでいくことの
大切さを改めて感じます
他人の言葉に流されず
自分自身の心としっかり向き合うことが
結果的に自分を成長させるんですね
それでは
今日はこのへんで
また次回のブログでお会いしましょう！
読んでくれてありがとうございます！