心臓血管外科病棟へ戻り、リハビリと検査の日々をすごしました。

最初の2日間はリハビリ担当の先生が病室へ来て、その場での足踏みや病棟をゆっくり歩いたりします。

手術後、ベッドから降りて立ち上がると目が回るような感覚で少し気持ち悪くなります。

 

食事も一般病棟に戻ってから白米にしてもらい、おかずも少しづつ食べられるようになりました。

術後3日目に待望のシャワー許可が出ました。

メチャクチャ気持ち良かった〜!

 

体重は手術前より、2kgほど減りました。

病院食は美味しいとは言いませんが、不味いとも思わなかったです。

ただ私にとっては、量は少ないので確実に痩せていきます。

普段からお酒は飲みませんが、コーヒーと甘いものが好物で毎日のように飲み食いしていた身からするとなんとも味気なく感じます。

しかし、不思議なもので食後にコーヒーもオヤツも無しと覚悟してくると、慣れるものですね。

それが普通になるというか、、 、

 

時間がある時は、読書をして過ごしました。

30数年ぶりに読んだ、宮本輝の『青が散る』感動しました。

若い時はサラっと読んだ印象でしたが、今は涙なしでは読めません。

大学病院で白い巨塔を読むのも面白いかなと思い、持ってきました。

ドラマで何度も見た、教授の総回診!

本当にあるんやぁ〜!!

と1人で喜んでいました笑

 

相変わらず手術の傷口は動くと痛みます。

それの影響か肩が凝り、看護師さんに湿布を貼ってもらいました。

日によっては微熱がある日もありますが、血圧や脈拍は安定しています。

 

そして退院前に恐怖の口腔外科より呼び出しが、、、

親知らずの状態が悪いので抜歯をいつにするかというお話です。

次回、心臓血管外科の外来診察に来た時に予約を取ることで終わりました。

ある意味、心臓の手術より抜歯の方が怖いと思うのは私だけでしょうか??

 

 

入院からちょうど2週間で退院となりました。

まずは、ダヴィンチで手術をしてくださった先生に大変感謝です。

寿命をのばしていただきました。

それと行く先々でお世話になった看護師さんやスタッフの方々にも心より感謝します。

皆様のお陰で事故もなく無事退院することができます。

 

最後に費用を清算して迎えにきてくれた妻と一緒に病院をあとにしました。

費用は13万5000円でした。