すみれ
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それから父や母は昼から夜の仕事へかえた
二人ともきついとばかりいっていた
でも私は姉たちとちがって勉強がすばぬけてできるわけでもなく
なんのとりえもなかった

高校も公立の高校をおちてしまい
私立の高校へ通うことになった
貧乏なうえに私立だなんて
母はすごく溜め息をついていた
どうせ落ちるなら一番偏差値の高い高校を受験させればよかった
などとさんざんいわれた

高校なんか別にいきたくない
親がいけっていうからうけただけ

私の意見などなにもなかった

私立の高校は それなりにたのしかった
友達もたくさんできたし
バイトもした

親は働くのに一生懸命だったから私の行動にはあまり気にとめなかった
おかげで色々やった
初体験も
バイトも
高校生で全部した

はじめ

私は三人姉妹の末っ子としてうまれた
名前は すみれ

父も母も 優しいし それなりの生活をさせてくれた

でもふたりとも

煙草
パチンコ
が大好きで

休みのたびは ふたりでよくいってた

私は
寂しいとは感じなかったが
これが当たり前なんだ と思っていた

そのうち家を買ったが
父が足を骨折し
働けなくなって
なくなく家を売ることに…
当時は仕方ないって思ってたけど
よく考えたら
それぐらいで 家売るなんて
貯えとかなかったんだな~と思う

それから
引っ越した家は
最悪だった

母の知り合いの人が貸してくれてたんだけど
ぼろい…

夜中にゴキブリやネズミはでるし

脱衣所もなければ
床も薄い…
玄関の鍵は もろくて コツがなければ 抜けない…

友達が可愛い服をかいにいくときも
私はお金がないからいけなかった
財布を忘れたふりして
今日は買えないガーン などと演技をしてた


惨めだった…

父と母が憎かった