ウネウネもメリクリでお贈りします!!(///∇///)
これは、ブーシュカのウネをモチーフにしたお話です☆
実在するウネとは似て異なりますのでご了承下さい!m(_ _)m
〇ウニョガ=ブーシュカ・ウニョクちゃん
〇ドンヘ=ブーシュカ・ドンヘちゃん♪
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世の中が赤と緑に浮かれる季節。
大好きなウニョクとオレも、イルミネーション見ながら「綺麗だね~♪」って言ってるはずだったんだ、本当は。
「はぁ…」
ベッドで丸くなりながら、ため息をひとつ。
そう、この大事なイベントの日にオレは風邪をひいて寝込んでいた。
凄く楽しみにしてたのに…何で今、このタイミングで風邪ひくかな。
「オレのパボ…」
ウニョクに電話して謝ると、少しがっかりした声の後で努めて明るくこう言われた。
「早く治るといいな!! 治ったら又、一緒に出掛けようぜ!」
それがより切なくて、オレは胸が苦しかった。
「思い出したら何か、熱上がったかも…。寒気もするし、関節も痛いや」
苦しくて早くなる呼吸。
少しでも楽になりたくて、オレは目を閉じた。
『ウニョガ…会いたいよ』
熱で潤んだ瞳から、涙が一筋零れ落ちた…。
「ん…ウニョガ…」
「何だ?」
『……え? 今、ウニョガの声した!?』
びっくりして起き上がろうとすると…。
「あぁ! 無理して起きなくていいから!! ちゃんと寝てろって☆」
優しく肩を押し戻された。
ウニョクのアーモンドの形をした目が、心配そうにオレを見つめていた。
「ウニョガ…何でここにいるの?オレ、熱で夢か幻でも見てるのかな…」
オレの呟きにウニョクが吹き出す。
「夢でも幻でもねーよ!本物だってば☆」
そう言いながら、オレの頬を撫でる。
「…本当だ。ウニョガの手、冷たくて気持ちいい…」
ふにゃんと笑うと、心配そうなウニョクの顔が見えた。
「ほっぺ真っ赤だな…。又、熱上がったのかも」
そう言って、タオルを絞って頭に乗せてくれた。
「ごめんな。おばさん、今買い物行ってて…。心細いかもしんねーけど、俺で我慢してくれな」
そう言われて、はたと気づく。
「そういえば…ウニョガ、何でここにいるの?」
「ん?それはさ、ドンへが心配だったのと…言い忘れてた事、伝えに来たんだよ」
「言い忘れた事…?」
オレの顔を覗き込みながら、ウニョクが笑う。
「メリークリスマス、ドンへ!来年もその先もずっと一緒にいような、俺達」
そう言って、ゆっくりとウニョクの顔が近づいて…オレの唇にキスをした。
「ダメだよ、ウニョガ…風邪が移っちゃう」
「お前の風邪なら貰ってもいいよ。人に移すと早く治るって言うしな」
真顔で言うウニョク。
「ウニョクがこんな苦しい思いするの、オレやだよ…」
「辛い?」
優しいウニョクの問いかけに頷く。
「熱いのに、寒くて関節痛くて最悪…」
「………」
ふいにウニョクが立ち上がると、オレの布団を勢いよく捲った。
「……何!?」
意味が分からずに、驚いて問いかける。
「温めてやっから、もうちょい端に寄って」
「え…?」
「ドンへ、一緒に寝よ」
「……うん///」
オレは素直に従って、スペースを空けた。
隣にウニョクが滑り込んでくる。
「流石にお前病人だし、今日は添い寝だけで我慢すっから」
苦笑いするウニョク。
「……ウニョガ、温かい」
そう言ってウニョクにしがみつくと、優しく抱きしめてくれた。
「早く治るといいな、ドンへ」
「うん…メリークリスマス、ウニョガ☆今もこれからもずっと好き」
オレ達は互いの温もりを感じながら、目を閉じた。
たまには、こんなクリスマスもいいかな…。
一時は諦めたけど、結局はクリスマスにウニョクと一緒にいられて、オレは最高に幸せだった。
『神様、プレゼント有難うございました!!ずっとウニョガを大事にするって約束します!』
後日、あの時の添い寝を写真に撮られて、母さんにからかわれた…。
「あなた達ってまるで双子みたいね~♪可愛いわ~!」
母さんはウニョクの母さんにも写真をメールで送信して、暫く双方の母親から「双子の小魚ちゃん」とからかわれ続けたのだった―――。
来年のクリスマスはウニョクと二人っきりがいいな…。
今から身体を鍛えて、風邪をひきにくい体質にならないと!!
来年のオレの目標に『筋トレ』が追加されたのは言うまでもない。

おしまい
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以上、ウネウネのクリスマスでした~!(≧∀≦)
皆様も楽しいクリスマスをお過ごし下さい♪( ´艸`)
※画像お借りしました!有難うございます♪