こんにちは‼︎サングラスガールです。今回は私の症状についてお話しします。





主な症状は2つ。過度な眩しさと文字の読みにくさです。





最初に眩しさについてお話しします。私は光が目に入った際に、目を瞑りたくなるほど過度に眩しさを感じ、この時、頭と目の奥の痛みや吐き気といった症状を伴います。このように、普通の人が特に眩しいと感じない光を眩しいと感じてしまうことを「羞明(シュウメイ)」と言います。




発症当初は、カーテンを閉めて電気を消した部屋であっても目を開けると眩しく、電子機器を触ることもできなかったので、暗い部屋でただただ目を瞑って1日が終わるのを待つ、というような生活を強いられていました。現在は、特殊なサングラスを着用すれば問題なく外出することはできますし、フィルター等を上手に設定すればスマホやタブレットを使用することもできるようになりました。羞明に対する工夫は、今後詳しく紹介します。






次に文字の読みにくさについてです。言葉で説明するのは難しいのですすが…

視力の問題ではないので、文字ははっきり見えていますし、それが文字であるということは認識できます。しかし、どんなに集中しても、文章が頭に入ってきません。なぜかというと、見たい文字だけに集中することができないからです。ある1つの文字だけを読みたくても、その周りの文字も同様の強さで目に入ってきてしまい、気持ち悪くて仕方がないんです。このように常にたくさんの文字が目に入ると起こるのが、「文字酔い」です。文章を読んでいると、頭痛と吐き気を伴います。





下に私の見え方を、ほぼ、再現した画像を添付しますので、不快でなければご覧ください。




     ⬆️以前の見え方


     ⬆️発症後から現在までの見え方



この二つの画像を見て、「そもそも文字の大きさとか行間が違うじゃん‼︎」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際こんな風に見えているんですよね。文字の圧が強い、というイメージでしょうか…。





私の症状とよく似た病気に「アーレンシンドローム」という障害があります。光や文字の感じ方が普通と違う病気です。文字の見え方はさまざまで、二重に見えたり、文字が揺れて見えたりするそうです。本当に私の症状とよく似ており、私も母も、発症当初はこの障害を1番に疑いましたが、私の症状と大きく異なる点が一点。それが、アーレンシンドロームは「生まれつきの特性」である、ということです。また、私が病気を発症した経緯についてはお話ししますが、私は高校生のある日突然、このような症状が現れました。私は専門家ではないので、もしかしたら後天性のアーレンシンドロームが存在するのかもしれませんが、今のところ私はアーレンシンドロームではないと判断しています。






そしてたどり着いたのが、眼球使用困難症候群という病気でした。





私の症状とアーレンシンドロームの症状は本当によく似ているので、私の経験や日々の工夫が、眼球使用困難症候群の方だけでなく、アーレンシンドロームの方、または感覚過敏の方のお役にも立てたら幸いです。