・・・・・って 痴漢論じゃあないですよ。

今 巷を賑わせている、シンシアリーさんの 《韓国人による 恥韓国論》 のこと。



私がシンシアリーさんの存在を初めて知ったのは いつだったか 随分前にぐるっぽで赤影さんが この方のブログを紹介されていたことがきっかけだった。

それ以来 このブログを愛読している。


韓国人でありながら 日本語で韓国の実態をありのままに綴っているこのブログ。

だからか 読者から絶大な人気を誇っている。

軽妙なタッチの文章は 大変読みやすく 本当に韓国人?と疑うほどの日本語の文章力のレベルの高さ。 (羨ましい・・・)


そんなシンシアリーさんが本を出される、ということをブログで紹介されていた。

その本が出たら読んでみたい!と思っていたが如何せんここは韓国。

しかも親日派の本など手に入れるのは難しいだろう・・ と諦めていた。

(おまけに 恥、韓論 という 韓国のプライドを傷つけられるような 逆鱗に触れるような題名だし・・)


そうしたところへ シンシアリーさんがブログで 韓国の教保文庫ではネット注文が出来る、との情報を載せられ・・・

これはシメタ!と思った私は 速攻で教保文庫に注文し 日本から取り寄せてもらい 貴重な[恥韓論]を手にすることに成功した。

こういう本は あとから輸入禁止、とかされる恐れもありかと思ったので とにかく無事入手できてとても嬉しかった。


私が手にしたのは すでに4刷だった。

初版が欲しかったのだが・・・ 

注文した時点ですでにかなり売れていて 無理だとはあきらめていたが ひょっとして・・とは思っていた。


今はもう8刷 15万部までいっているようだ。

ものすごい売れようである。

ファンとしては嬉しいかぎりだ。


・・・・

手に入れたのはいいが 問題は私が物凄い遅読だということ。

最近 やっと読み終えたので 感想でも・・・ と思い しゃりしゃりとでてきた。

感想を聞きたい、という奇特方がいらっしゃったので。

そういうわけで 独断と偏見で 私なりの感想を書いてみようと思う。





韓国を支配している、絶対的な力を 〔反日教〕 という。


このことをシンシアリーさんは 特に伝えたかったのだと思う。

韓国に住んでいる身としては 中にいることもあってか その実態に気がつかないことも多い。

しかし なんとなくおかしい?とは感じることはあっても 何がおかしいのか 上手く説明のしょうがないこともよくある。

そういった内容を 生粋の韓国人であるシンシアリーさんが わかりやすく説明されているのがこの本だ。 (・・・と思う)


この本は著者の憶測ではなく 何かのソースを元として 自分の考えを著しているように思う。

世界日報の記事も 光栄?ながらいくつかソースとして載っていた。


ブログ記事のように わかりやすい文章で 大変読みやすい構成になっていた。

韓国人でありながら 日本語を自由自在に操るシンシアリーさん。

ユーモアも駄洒落のセンスもあり 読ませる内容になっている。


一読してみて 韓国人でありながら 反日教に暴走する自国の現状を憂い 批判せざるを得ない シンシアリーさんのなんともやるせない、哀愁のようなものが文章のところどころに感じられた。

自国を本当に愛するが故の 苦悩の告発書、ともいえるかと思う。


親日であることが罪であるかのようなこの国に住んでいて 反日批判の書を世に出す、ということは 即ち 自分の身に何か災い?が降りかかる可能性もある、ということを意味する。


故に相当な覚悟なくしては 批判書を出版する、ということは普通にできることではない。


そういう危険性をも甘受し それでも敢えてこういう書を世に出し、是非を問うたシンシアリーさんのその勇気を称えたいと思う。

ブログの読者のほとんどの人が シンシアリーさんの身バレを心配しているが シンシアリーさんご自身は 今後のご自身の振り様について それなりに覚悟を決めておられるのかも知れない。

この本を読んで 私はそのように感じた。


この書が大々的に あちらこちらに宣伝されているということは それだけ多くの人の目に晒されるということでもあり それは即ち 身の危険もそれだけ増えるということにほかならない。


それでも その進撃?を喜んでおられるようなので ご自分の身辺がどうなるかについては そうとうな覚悟をもっておられるのだろう。


シンシアリーさんという ただ一人の 日本語がとても堪能な 日本の心まで理解され 日本語で韓国の実態を知らせてくださっている、稀有な韓国人が存在している、ということが 不幸な日韓の問題の中にあって 唯一の希望の光なのかもしれない。


しかしシンシアリーさんは反日はさらに悪化する、と危惧されている。

そういう中 日本人である我々は果たしてどういう選択をするべきなのだろうか・・・



考えさせられる内容満載です。

(ブログを読んでおられる方には 周知の内容が多いですが・・)



シンシアリーさんの渾身の力作であり 一般の嫌韓本とは一味違う、正確な日韓関係を知る助けとなり 一読ある内容だと思います。

日本人よりは 心ある韓国人に特に読んでほしい内容です。


この本を読むことによって 生粋の韓国人にまともな思考が出来る人(在日さんも)が一人でも増えてほしい、と心から願うものです。

韓国で翻訳されれば・・・の話ですが。 



シンシアりーさん 貴重な本をありがとうございました。