年上彼氏。
ずいぶん一人でいることが慣れっ子になっていた時に知り合った。
最初のデートは近くの空港だった。
クリスマスイルミネーションを見に行って、
閉店間際のスタバでコーヒー飲んで、
ドライブをした。
ドライブ中は彼氏彼女ごっこで手つないでた。
何を話してたかあんまり覚えてないけど、
学生のころの部活の話をしていたことは覚えてる。
ずっと笑ってくれてたのも覚えてる。
でもそれ以外は緊張してたせいでほとんど覚えていない。
第一印象はいい人そうだけど、
付き合うとかはないんだろうと思っていた。
次は私の運転で夜の海に行った。
今思えばくさすぎる感じだけど、
彼氏さんが波打ち際まで行って貝殻を拾ってきてくれた。
それは今でも私の車においてある。
その帰りに初めて名前を呼んだ。
それからいろいろお出かけしたな。
時間がたつにつれて会う回数も減って、
甘い言葉とかもなくなった。
おたがい抱えてるモノが大きくて、
ほかの人と比べると思うようにはいかない私たち。
つい先日、結婚を控えた後輩と話した『紙1枚の重さ』。
つまり、結婚という契約をした夫婦と、
ただ付き合っているだけの恋人の関係。
どちらの信頼の上で成り立つものだけど、
たった一言『さようなら』で終われるかどうかの問題。
一緒にいれることがドキドキから安心に変わってきた。
…と私は思ってる。
友達からはもうそろそろいいころなんじゃないのと言われても、
周りがどんどん落ち着いていっても、
目に見える変化はない私たち。
だからと言って、私から話は切り出せない。
まだ私が強くなれていない。
むしろ、弱くなってるかも。
お互いの越えなきゃいけない壁を乗り越えられていない。
いつか壁を乗り越えられる日を信じるしかないんだ。
強くならなくちゃいけないんだ。