この紙切れにサインをしたら

終わる

そこまでに来た

 

足に絡みつく

とげのあるつる草を

振り解くように

 

痛みを伴うが

力の限り振り切り

 

その「縁」が切れようとしている

 

今まで私を心身ともに不自由にしてきた

「つながり」が切れようとしている

 

ここまで来て

 

このことが私一人の出来事ではないことに改めて思い知られた。

 

自分の下した選択が

家族一人一人に影響を与え

 

私を受け入れようとしてくれる家族にも

 

いろんな選択をさせていたことに気が付かされた。

 

自分のしてきたことの「果報」が

所有してきたもの失い

自分がひざを折って

人に恵んでもらう側に立たされるとは…

 

はじめは、自分のプライドがゆるさなかった

 

でも、心の底ではとてもうれしくありがたかった

 

家族以外誰もがそんなことを無条件で受け入れてくれることはない

 

そんなことがあるんなんて…

 

自分は家族に拒まれているとさえ思っていたから。

 

「私は迷惑をかけて生きる」

 

プライドも何もかも捨てて。

 

これから

 

とにかく「ありがとうっ」って言って生きられそうな気がする