『すんちゃん遊ぶ@トンボは記憶を司る地球』で〜〜〜すあ!sua!
トンボは記憶を助ける
:::
森の中、
赤茶けた記憶をミル
赤茶けた過去、
赤茶けた出来事、赤茶けた記憶
があるのは、
今まだ生きている!生き延びている!!サヴァイヴしている証(あかし)。
:
:
赤トンボではない、ふしぎ色のトンボが目の前にきて、いろんな体勢をしながら止まりつづけたのを眺める。
赤茶けた記憶とは、
記憶とは、
過去の積載のことではない、
出来事となることのすべてだ。
電気文明の時間帯で言うと、過去、現在、未来の、すべてのことだ。
:
赤茶けた記憶の思い出しは、「忌々しいかもしれないが、
忌々しいだけに、今、生きていると言う称賛のことだよ。」
赤くもない茶色くもない不思議色のトンボは言った。
嫌な出来事を思い出すのは、
思い出したくもないのに連想されて、あるいは言及されて、あるいは想起されて
とか、きっかけはなんでも、
思い出すだけで
落ち込むようなこと、
赤茶けた記憶に沈んでいるもの、
蘇らせもしないが、復活もしたくない、
そういう記憶のこと。
赤茶けている記憶。
それは、
勲章のようなもの
過去の栄光に過ぎないのだ。
悲惨な出来事でも、忌まわしい過去でも、嫌な思い出でも、
自分が生きづづけている今、それは栄光なのだ。
つづく〜〜
『すんちゃん遊ぶ@どんな記憶も彩りの一部な地球』より。
森の中、森の子らの会合場の木の枝グリルの上にて。
2020.7.28