
黒猫クロが死んで以来、ベッドに来るようになった
トラ猫トラニャ。
わたしが寝ようとすると、「アニャニャッ!」と
小さく叫んでうれしそうに寄ってきたりする。
そんなトラニャだが、まだベッドで思い切り
甘えることはなぜだかできない。
ベッドでわたしのそばに来ても、
顔は部屋の出口の方を向いている、
そんなことがほとんどだ。
そして、シャムがやってくると、
自分から飛び降りて逃げてしまったりする。
認知症以後、ワガママになったシャムだが、
トラニャを追い出したりはしないと
思うのだが‥‥。
トラニャの最低身分意識は、
なかなか根が深いようだ。
猫というのは、身分意識の低い生き物で、
それが魅力の一つだと思っていたのだが‥‥。
不思議なことである。
でも、おかげで平和だとも言える。