・ 2月23日木曜
トラ猫トラニャは元気だった。
朝、吐いた。
でもこれはたぶん食べ過ぎたから。
調子に乗って食べ過ぎて吐くのは昔からあった。
ビックリするくらいの量のフードを吐いた。
小さな体によくもまぁこんなに入ったもんだ、
そう思った。
吐いた直後にまた食べていた。
人間だと、吐いてすぐは気分が悪くて食べられないと
思うのだけれど、トラニャは平気。
吐いてお腹減ったから食べる!
これも昔からだった。
・ 2月24日金曜
少し食欲が落ちたようだ。
昨日食べすぎたかな?
・ 2月25日土曜
食欲がだいぶなくなった。
ほとんど食べない。
お気に入りのフードを出しても無視する。
水はよく飲んでいた。
これはちょっと心配。午後休診なのが残念。
・ 2月26日日曜
朝ご飯を食べようとしない。
歩く様子もなんとなく頼りない。
朝一番で動物病院へ。
今後に備え家でも点滴ができるようにキットを買い、
練習をさせてもらった。
皮下点滴250ml。
毎日だとむくみが出たり弊害があるかもしれないので、
1日おきでするといいと言われた。
家に帰ると、トラニャはもう立てなくなっていた。
あまりの急変に呆然とした。
木曜の朝はモリモリ食べていたのに。
今朝までほぼふつうに歩くことはできたのに。
・ 2月27日月曜
朝一番で動物病院へ。
いつも500ml点滴をしてもらっていたのに、
昨日は家でする練習のため250mlだった。
足りなかったかもしれない。
そう思って急いだ。
500ml点滴をしてもらった。
診断の上、無理なく出来ると判断できたからしたので、
家ではやはり毎日はしない方がいいということだった。
病院で回復療養食フードを出して見せてくれた。
トラニャは美味しそうに食べた。
1缶出してくれたが、
3缶買うことにした。
去年の11月末にもいちど立てなくなった。
そのときは点滴で劇的な効果があり、
まもなくまた歩いたり跳んだりできるようになった。
だいじょうぶ、きっとまただいじょうぶ……
療養食も少ししか食べられない。
水はそこそこ飲んでくれた。
・ 2月28日火曜
やはり、療養食は少ししか食べられない。
水はそこそこ飲んでくれた。
仕事が進まない。どうしても頭が働かない。
お願いして締め切りを延ばしてもらった。
申し訳ない限りだが、どうしてもできなかった。
・ 3月1日水曜
朝一番でまた動物病院へ。
半日かけて静脈点滴をしてもらった。
皮下点滴と違ってブドウ糖補給もできる。
夜迎えに行くと、ほんの少し元気が出たようだ。
でも、まだ立ち上がることはできない。
・ 3月2日木曜
ほとんど食べられない。
水を皿から飲むのが難しくなったので、
スポンジに含ませてみると、舌でなめとって
少し飲むことができた。
ほとんどの時間をぐったりと寝て過ごしていた。
午後10時ころから口を開け、舌を出して
あえぎ始めた。
・ 3月3日金曜午前6時57分
トラニャは死んだ。
※ 写真は3月2日22時前に撮ったもの。
トラニャの最後の写真になった。
このときはまだカメラ目線できていた。
