いきなり猫三匹と暮らす -400ページ目

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

いきなり猫三匹と暮らす

昨晩、ラフロイグ10年を開けたときのこと。
キュッとコルクのきしむ音、
ポンと音がして、ピーティーな芳香が漂う。

トクトクと小さな音を立ててグラスを
琥珀色で満たしていると--

ウナー、ホナ、ホナ、フニュワーー

隣の部屋で寝ていたトラ猫トラニャがやってきた。
トラニャが起きてすぐ文句をいうのは
よくあることなのだが、
この時はちょっと様子が違った。

いつもより怒ってる?

なんだか、「独りで飲むのはずるいニャー」と
言われたような感じがした。

よしよし、猫にアルコールはよくないので
1滴だけね。

トラ猫トラニャは、ペチャペチャ酒をなめ、
また次にわたしが栓を開けるのを
行儀良くお座りして待つのであった。