いきなり猫三匹と暮らす -36ページ目

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

 

トラ猫トラニャが眠っているわたしの側に来た。
なんだか外から来た感じがした。
外へ出るはずはないのに、と不思議に思いながら
トラニャを脇に抱きかかえた。

 

いつもながらぶっといなと思いながら
トラニャに話しかけた。

 

--よしよし久しぶりだな

 

いつもいっしょにいるのに「久しぶり」はおかしいな?

 

そう思ったところで目が覚めた。

 

夢の中から続いていた音楽がしばらく頭に流れるのを
じっと聴いていた。

 

ベートーヴェン弦楽四重奏曲13番変ロ長調第3楽章
Andante con moto, ma non troppo. Poco scherzoso
どこまでも透明で明るく美しく、なぜか悲しい調べを