いきなり猫三匹と暮らす -330ページ目

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

先日遭遇した悪質セールス。
何を売りたいか言わないのが謎だった。
そのため、ほんとうにセールスか確信が持てず、
何かの犯罪を企てているのではないかと
最後まで疑った。

最終的に帰ったので、セールスだったんだろうとは
思うが、人を納得させて契約するのではなく、
強引に押し入って脅迫・威圧で無理に契約させようと
最初から狙ってるとしか思えない悪質なものだった。

1時間以上ドアを引っ張りあった後、
グッタリして座り込んでいると---

アニャニャニャニャ!
フニャニャニャニャニャ!

心細そうな高い声を上げながら、
トラ猫トラニャが走り寄ってきた。

ああ、ごめんね、恐かったんだね。
大丈夫、お家に入れたりしないから。

トラニャは、恐かったよと訴えるように
まつわりつき、必死でおでこをこすりつけて
甘えたのだった。

コイツ、たぶん家の隅で縮こまってたな。
まったく頼りにならない。
番猫にはなれないやつだ。

でも、いいんだよオマエは--
かわいければ、それだけで。


いきなり猫三匹と暮らす
いまはシアワセにゃ!