いきなり猫三匹と暮らす -306ページ目

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ

いきなり猫三匹と暮らす

真夜中、トラ猫トラニャがなぜだか
フニャフニャ言っていた。

理由が分からない。
ご飯は寝る前に出しておいた。
足りなかったのか‥‥?

でも眠い。
死ぬほど眠い。
いま、体力がかなり落ちている。
起きられない‥‥。

こういうときは、抱いてごまかすしかない。
トラニャを引き寄せて、ぎゅーっと
抱きしめる。

だが、眠くて力が抜けていくのが
自分で分かる。

ああ、トラニャ、頼む、静かに‥‥

トラニャのヤツ、いつも夜は腕の中に
収まろうとしない。
手をゆるめると必ず
腕から出て肩口に移動する。



ところが、その時は違った。
なぜか、そのまま腕の中で
ゴロゴロノドを鳴らし続けた。

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朝、目が覚めるとトラニャは
もう腕の中にいなかった。

いったい何だったのか?
よく分からないけれど、
これからはずっと夜も
腕の中で眠ればいいのにと思った。