トラ猫トラニャは、夜ねるときに
くっついてくるが、季節により変化がある。
真冬のいっときは、布団の中に潜ってきて
丸くなって全身をくっつけた。
少し寒さが弛むと、
わたしの腕のうえに腹ばいになった。
(デブ猫なので腕がしびれる)
この体勢が長く続いた。
だんだん暑くなってくると、
わたしの体におしりだけくっつけるようになった。
接触面積は冬と比べるとずいぶん
小さくなった。
真夏になって、もうくっつくのはやめるか、と
少し名残惜しく思っていたが、
そうではなかった。
腕にしっぽだけを乗せるようになったのである。