カメラの焦点距離とは?

 

こんにちは。

第1回目の本日は、カメラの焦点距離について書きたいと思います。

【目次】

  1. 焦点距離はセンサーサイズで変わる
  2. フルサイズセンサーとaps-cセンサーの特徴の違い
  3. apscセンサーにapacレンズをつけた場合
  4. apscセンサーにフルサイズレンズを付けた場合
 
1.焦点距離はセンサーサイズで変わる。
ミラーレスカメラには主にフルサイズ、aps-cサイズ、マイクロフォーサーズサイズの三種類のセンサーサイズがあります。
センサーサイズは下の画像の様に大きさが異なります。

一般的に、カメラの世界で語られる焦点距離の数値は1番大きなフルサイズの値で表されます。(「35mm換算〇〇ミリ」という言い方をします。)
 
では、例えば、aps-cカメラで50mmはフルサイズでは何ミリになるでしょうか?
⇒答えは、75mmです。
どのように計算するのかというと、
 
   フルサイズセンサーの大きさ=aps-cセンサー×1.5倍(Canonカメラは1.6倍)
 
の大きさがあります。つまり、aps-cでレンズ選びをする場合には1.5倍した値が実際の焦点距離の値になります。なぜ1.5倍するかと言うと、実際の焦点距離を「1.5倍クロップ(≒トリミング)」しているからなんです。
 
2.フルサイズセンサーとaps-cセンサーの特徴の違い
 
次にフルサイズとapscでどのような写りの違いがあるのか見てみましょう。
【フルサイズの長所】
・暗所に強い。
⇒センサーサイズが大きい分、多くの光を受けれるため夜間の撮影や暗い所での撮影でメリットがあります。後日、「ISO感度とは?」の記事でも書きますが、apscカメラだと暗い所で撮影するときにiso感度を上げ過ぎてスマートフォンでの撮影の様にザラザラした画像になることがあります。
・背景がボケやすい。
⇒aps-cカメラを使うときよりも背景がボケやすい特徴があります。
・広角に強い。
⇒aps-cカメラでは実際の焦点距離が1.5倍になるため、例えば実際に16mmの焦点距離で撮ろうとしたときには11mmのレンズが必要になります。フルサイズカメラではレンズの焦点距離がそのまま実際の焦点距離になるのでより広く撮ることができるのです。
 
【aps-cカメラの長所】
・値段が安い。
⇒メーカーにもよりますが、例えばsonyを例にとると、フルサイズカメラでは20万円以上するのに対してaps-cカメラは10万円前後~手に入ります。
・軽い。
⇒センサーサイズが小さい分、大きさも小さく、重さも軽いです。
・望遠に強い。
⇒これはフルサイズカメラと反対なのですが、焦点距離が1.5倍になるため、例えば実際に500mm以上の超望遠で飛行機を撮りたいときには350mm以上の望遠レンズを使えば撮ることができます(350mm×1.5倍=(実際の焦点距離)525mm)。 筆者も飛行機撮影にはaps-cカメラを持っていくことが多いです。
 
3.apscセンサーにapacレンズをつけた場合
では、例えばsonyのミラーレスカメラa6000にapscカメラ対応のレンズ(E 18-105mm F4 G)を付けた倍、実際の焦点距離はいくつになるでしょうか?
⇒答えは27mm-157.5mmになります。
各値を1.5倍してみるとこの数値になります。
 
4. aps-cセンサーカメラにフルサイズ対応レンズを付けた場合。
では、最後の例としてsonyのapscカメラa6000にフルサイズ対応のレンズ(FE 24-105mm F4 G)を付けたら実際の焦点距離はどうなるでしょうか?
⇒答えは、36mm-157.5mmになります。
なぜ、フルサイズ対応のレンズでも1.5倍するのかというと、カメラ本体がaps-cセンサーだからなのです。
 
※フルサイズカメラにaps-cレンズをつけると四隅が黒く欠けるクロップ現象が起きるのでお勧めしません。
※一番画質がいい組み合わせはフルサイズカメラ×フルサイズレンズ、次にaps-cカメラ×フルサイズレンズですがここには画素数という複雑な話が絡むので省略します。
 
さいごに。
いかがでしたか?
今回の記事で覚えておいてほしいことは、
「aps-cカメラの場合、レンズに書かれた数値×1.5倍が実際の焦点距離になる」という話でした!参考になれば嬉しいです。
 
さいごまでお読みいただきありがとうございました。