お引っ越し
こんにちはあ。
先月から続けている、宮崎の歌詞掲載ブログですが、この度notoさんのページに引っ越します。
かつて掲載したものから順次、未掲載のものも増やしていこうと思っています。
よろしければお読みください。
以下。
https://note.com/kaminosora/n/n7281d6497f59
ナハトムジーク
「ナハトムジーク」
時計の針が重なって
帰りそびれたシンデレラ
おとぎ話はしまって
夜の蓋を開け
黒と白の階段を
裸足の指がかけ降りる
地下室に今日も座って
わたしは歌います
黒い余白に黒い文字で
書き込まれた落書きのように
なにも見えない夜の中へ
わたしの声を置いていきます
短い夢に見とれて
乗り過ごしたら御茶ノ水
長い坂道を下って
ひと駅もどります
0番ホームに座って
上り下りも分からない
最終電車が消えて
行くのを見送って
人差し指で結んだ
拙い星のシャンデリア
この夜の空を飾って
歌が終わるまで
夜にさわって 夜を食べて
夜を吸って夜を吐き出して
夜に着替えて 夜の中で
生まれ変わってもまた夜が来て
短い夢に見とれて
帰りそびれたシンデレラ
長い坂道の途中で
夜を見上げてる
短い夢に見とれて
乗り過ごしたらもう少し
長い坂道を下って
夜を続けます
長い坂道を下って
ひと駅もどります
ピースオブピース
「ピースオブピース」
持ちきれないほどの色をかかえて
光がぼくらの朝に戻ってくる
生まれたばかりのまだ冷たい時間を
あたため始めた初めの一歩
見つめていたのはもうずっと前
ゆれ動く世界にきみは芽を出す
季節の他にはそこにはなにもない
それでもぼくらは咲くことを選んだ
ピースオブピースオブピースオブピース
ほんの小さなひとかけら
ピースオブピースオブピースオブピース
きみがそこにいて いつも笑っってる
持ちきれないほどの色をかかえて
光がぼくらの朝に戻ってくる
待ちきれないきみがぼくの手を引いて
季節の中へとび込んでゆく
ピースオブピースオブピースオブピース
ほんの小さなひとかけら
ピースオブピースオブピースオブピース
ひろい集めて空へ返そう
ピースオブピースオブピースオブピース
きみがそこにいて今日も笑ってる