優子の卒業はやはり堪える。
背骨が抜けてしまったような感じだ。
大島優子は真剣に生きてる子だ。
自分を研いで戦ってきた。
かわいらしさだけではなく実力で這い上がって、アイドルのトップに立った。
舞台の上で輝く優子は圧倒的に観客を魅了する力をもっている。
でも僕は優子の悲しそうな表情をみて、パフォーマーから愛おしいアイドルにかわった。
太陽のように輝く優子の瞳は、悲しみが宿っている。
それを知ったとき、彼女は僕の中で前田敦子と肩を並べた。
二人がライバルになるのは当然だ。
暗さをまといながら舞台の上で抜群に輝く敦子
舞台でもプライベートでもいつも明るく楽しい優子の瞳だけは悲しんでいる。
僕は敦子にも優子にも自分を重ね合わせてしまう。
二人のアイドルに出会えて僕は生きててよかったと思う。