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2015/3/19、歌舞伎座の夜の部を見てきました。
今月は菅原伝授手習鑑の通し上演。
できれば昼の部を見てからにしたかったのですが、まあ追い追い、ということで…

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ところで昼の部の終演が15:42。
16:00から夜の部入場。
いつも以上にタイトなスケジュール。
松竹は、歌舞伎座は、ほんと運営もすごいですよねぇ。

夜の部は、
車引
賀の祝
寺子屋

そのうち車引と寺子屋は、2014/4の金丸座で染五郎さんの松王丸を見ていて、
1年経たずにまた見るということに。
他の方の演じるのも何度か見ているので、
馴染みのある演目。

ただ今回初めて、間の賀の祝を見たことで、
なるほど、とわかることや、
一層伝わる感情のようなものがあるのは発見でした。

例えば寺子屋の冒頭、
千代が我が子を寺入りさせる場面。
千代は、全てわかって子の手を引き、
頭を下げ、手を振りほどき、振り返り、しているのだなあというのが、
一段と迫ってくるというか。
寺子屋だけを見ていても、
もちろんその辺りは説明も読むし知っていることでもあるのですが、
立体感が増す気がしました。

それだけにいろいろな悲しみが増しますね。

といいつつ、
歌舞伎にはたくさんあって、
時代が違うんだから仕方ないのですけれど、
なんでお家のためっていって我が子を殺さなきゃいけないのか、って、
つい引っかかってしまうんですよね…
純度100%では楽しめないというか…

と、いつもご一緒している先輩にボヤいたら、
あなた、それは言っちゃダメよ、
とたしなめられました…ですよね…

お目当ての染五郎さんの松王丸。
特に寺子屋は素晴らしかったです。
その前の、賀の祝では、梅王丸と派手に喧嘩したりして、滑稽なやりとりもあったりするのですが、
その上で、の寺子屋なので、いっそうしみるものがあるのかもしれません。
衣装も豪華で、見入ってしまいました。
寺子屋には壱太郎さんの戸浪も。
こちらも金丸座以来。
一段と素敵でした。なんでしょう、ほんとに生きてるんですよね、目の前で。
見ていて楽しい役者さんのおひとりです。

そして桜丸。
菊之助さんは今月も素敵でした。
お声もよくて、やっぱり、血かしらねぇ…なんて感想を述べつつお弁当食べました。

たまに通しで見ると、
意味がわかっていいですね。
なんとか昼の部も見に行きたいなと思います。