25
判断力が優れる25です。
厳正に言うと
嘘というより、
不正に入ると思います。
SUNAO−COOKIEが
直接被害を受けた訳では
ありませんが、
オリンピックを観て、
遠い昔の出来事を思い出して
しまいました。
《閲覧注意》
勝利に水を、
刺すような投稿です。
負けて悔しい方々に、
ご覧頂きたい記事です。
勝利に喜んでおられる方々は、
ご遠慮くださると
不愉快な思いをなさらないと
思います。
《勝利の裏側》
それは、SUNAO−COOKIEが学生時代に、柔道を部活でやっていた頃のおはなしです。
全日本女子柔道大会に、現地まで行って、柔道の研究をする試みで、観戦いたしました。
その当時、現実を知らなかった幼きSUNAO−COOKIEは、Y選手を推していました。
本人に直接会った事はなく、噂しか知らないY選手でしたが、私は興奮気味で、観戦しておりました。
ただ、試合が進むにつれ、何か違和感、イヤ、私の眼がおかしいのか? 観る角度の違いか???
腑に落ちない試合が続く…。
当時の私の思考は、混乱していたと思います。
その違和感がハッキリしたのは、全日本女子大会の決勝戦です。
お相手は、E選手です。
Y選手は、E選手のキレの良い連続技で、全く手が、出せません。
そうこうしている内に、E選手は巴投げを決めました。
あっけない…。
しかし、主審が場外を理由に、無効にしました。
記憶が定かではありませんが、E選手が、場外で指導を受けた気がします。(記憶違いならすみません)
それからも、E選手の
攻撃が続きました、E選手は、次から次へと何度も技をかけつづけましたが、全くポイントにすらなりません。
当時の柔道はルールは、今とは違っていました。
技がしっかり決まれば、1本
(技をかけられた方が受け身状態)
技がきまりそうで惜しい時は、
技あり
技をかけて、相手も崩れたけどいまいちの時は、有効
効果
(かなり緩い規定ですが
当時の審判をされた事のある方
から
教えてもらいました)
1本以外にポイントを取るチャンスが、3つもありました。
違反も、
1回目の違反は、教育的指導、
2回目は、注意、
三回目には警告、
それ以上になったケースは観た事がありませんが、
警告の次は、
負けだと思います。
(もし、違っていればお許し下さい)
Y選手も、技をかけようと尽力されていたように見受けられましたが、ほとんどかける事ができません。
誰の目にも、Y選手と、E選手の実力の差は、歴然でした。
しかし、時間切れで、試合は判定に持ち越され、勝ったのは、Y選手でした。
とても変な試合だったのです。通常なら、Y選手に指導が与えられるはず(記憶が定かではありませんが、指導はあったのかもしれません)
しかし、そのような細いことも大切ですが、ここで問題にしたいのは、そもそも、技が決まって1本になっているにも関わらず、すべてのE選手のかけた技を、主審が無視し続けて、判定に持ち込み、技も満足にかけられないY選手を、優勝させた事なのです。
Y選手と
全日本柔道連盟
の癒着
などと、当時のSUNAO−COOKIEは、冷静には考えられませんでした。SUNAO−COOKIEは、E選手の負けが判定された途端、怒りで泣き出してしまいました。
そして、E選手を探し、「この試合に勝ったのは、E選手だと、私は思っていますから…」言いました。泣きながら、興奮気味で言っていました。言わずにはいられませんでした。
私は、E選手にエールを送ったつもりでしたが、E選手は、どう思われたでしょうか???
突然、見知らぬ学生がいきなり、試合の事を言いにきたのです、驚かれたかも知れません。
とにかく、腹が立って、悔しくてたまりませんでした。
マネージャーは、怒った私を叱りつけ、落ち着くように言い渡しましたが、私は、心の収まりが付きませんでした。
ブツブツと独りで怒っていたと思います。💥💥💥
今回のパリオリンピックの柔道競技を観て、封印していたその試合の記憶を思い出してしまいました。
30年以上経過した今も、その時と感情は、全く同じでした。
そして、私は、E選手の事を検索して見ました。
彼女は次の全日本女子柔道大会に、Y選手を抑え込みで、1本勝ちをしています。
さすが、
E選手です。
自力で
屈辱を晴らされました。
素晴らしいです
EXCELLENT
AMAZING
WONDERFUL
今回、その情報を知る事が出来して、その当時のモヤモヤは少し晴れましたが…。
勝利の裏には、何があるのかわかりません。Y選手のように、勝つために手段を選ばない選手もいれば、E選手のように、あくまでも、実力で、正々堂々と勝負に挑まれる選手もおられます。
ぜひ、勝負は、勝利がすべてではないことを、お考えくださればと思います。
結局、世間的にはどちらも勝利ではありますが、自分を本当に幸せにするのは、どちらの勝ち方でしょうか?
どんな現実も、自分を作る糧になります。不正を尽くして勝利をえるのと、正々堂々と負けるのは、どちらが、自分の人生にとって、有益でしょうか???
答えは、
あなた次第です。
ただ、
SUNAO−COOKIEは、
こう思います。
最善を尽くして、
勝利をする事の次に、
素晴らしい事は、
最善を尽くして負ける事です。
その負けは、決して自分を裏切らないのです。
負けることは、
決して恥ではありません。
そうそう、
SUNAO−COOKIEは、
負けて、
悔しくて泣いた事は
一度
だけでした。
その時、自分の柔道をせず、ある人の話に影響を受けて自分を見誤ったのです。
正々堂々と、
負けましたが、
自分の判断の甘さ、自分の実力をちゃんとわかっていなかった不甲斐なさなどで、実力を発揮せず、負けたのが悔しかったです。
と·こ·ろ·で·
SUNAO−COOKIEは、
なぜ、
そのE選手が勝利した
試合の事を
知らないのでしょうか…。
その当時も部活で
柔道を
やっておりました。
それが
不思議過ぎる
SUNAO−COOKIEの
記憶です。
E選手が判定負けさせられた事の悔しさが強烈過ぎて、聞いていても、スルーしていたのかもしれません。
ただ、私が観戦した柔道の試合を観て、私の心に、スポーツ柔道についての不信感が募り始めたことは、確かです。
スポーツにすると、どうしても、勝ち負けに拘る人が出て来て、あらゆる不正が行われてしまいます。
スポーツマンシップに従い、正々堂々と戦われる素晴らしい選手も、おられますが、そのようにできない方々もおられます。
そういえば、それについて、論じ合っていた、他校の柔道家がいました。
彼の存在を、SUNAO−COOKIEは、忘れ去っていました。
彼とは、その点では、決して意見が噛み合うことはなく、常に平行線でした。喧嘩を避ける為、その議論を止めてしまっていました。
懐かしいなぁ…
と
思いました。
では、
そのお話は、
またの機会に…。
本日も
至らぬSUNAO−COOKIEの
つたないブログを
ご覧下さり、
誠に
ありがとうございます。
SUNAO−COOKIE