慢性扁桃炎の可能性があり扁桃腺を半年ほど前に取りましたが、現在においてマイナスなことはありません。

術後2-3ヶ月は喉の違和感もありましたが、現在はゼロ。

 

今も発病のメカニズムが明らかではない掌蹠膿疱症において扁桃腺切除は有効的な手段だと思います。

まずは副鼻腔炎、歯周病の有無をチェックし、これらが否定的だった場合、残すは扁桃腺となります。

副鼻腔炎や歯周病はレントゲンやMRIで病巣が存在するかがある程度分かるものです。

一方、扁桃腺炎は事前に病巣となっているかがほぼ分からず、切除した扁桃の病理検査でも明確には病巣の有無は分からないようです。
(本当に慢性的に強く炎症している方であれば分かるのかも?)

 

 

掌蹠膿疱症になったらまずは病巣がどこにあるかを探すのが重要だと思っています。

いくら高額な生物学的製剤を打っても、病巣が消えない限り注射の効果がなくなったらまた症状が出るため、病巣を見つけることが必要です。

 

私の場合、喉を痛めることは1年に1度あるかないか程度でした。

扁桃腺も小さく、耳鼻科の初診で子供の頃に扁桃腺を取りましたか?とドクターに聞かれるほど笑

それなのに取りました。

 

結果、切除して良かったと思います。

 

扁桃炎の自覚症状がない場合、病巣になってる可能性が低いのではないかとなかなか手術に踏み切れないと思いますが、私の場合は割と即決でした。

 

 

 

悩むポイントがいくつかあると思うので、それぞれ書いておきます。

 

まずはお金のこと。

手術費用は1週間程度の入院と事前の検査などで約15万円ほど。

収入によっては高額医療制度の対象となります。

入院と手術をカバーする保険に入ってましたが、保険会社によっては手術分は保険がおりませんでした。

入院日額の分はおりました。

私の健保では付加給付という制度があるため、かなりの割合が戻ってきました。

高額医療制度は国のルールのため、どの健保でも同様に上限が決まっています。

一方付加給付は健保独自のルールのため、加入している健保のルールによります。

私の場合、保険と付加給付で20万円以上プラスになってそうです。

 

痛みのこと。

手術自体は全く痛くないです。なんせ意識ないので笑

麻酔は腕に点滴から入れるので、硬膜外麻酔のような背骨に針を刺すとかもなく、かなりイージーなタイプの麻酔です。

麻酔から覚めたら喉はズタボロで痛いです。

当たり前ですが、喉を怪我したなーという痛さがします。

そして手術中に口を開けた状態でキープするために器具をつけるようで、器具を付けていただろうあたりに口内炎が多発します。

口内炎も喉の痛みも、だいたい1週間ほどはしっかり痛かったです。

過去の写真を見返すと、2週間後には焼き肉を食べていました笑

※最後に手術後のズタボロの喉の写真を載せますので見たい方だけ見てください。

 

出血リスクのこと。

術後1週間経過したあたりが出血リスクが高いようです。

だんだんとかさぶたが出来て、それが剥がれ落ちる際に大量出血するらしく、バケツを抱えて救急に乗るレベルとのことです。

1%くらいの確率と説明を受けました。

かさぶたが剥がれるのが術後1週間経過した頃。その頃に退院します。

痛みはどんどん和らいでいくので、一番心配したのは出血でした。

幸い何事もなく完治。

こればかりは運だと思っています。

 

最後に後遺症のこと。

最初の1-2ヶ月は喉に引きつり感があったり、違和感があって咳払いをしたりと、最初はこの状況が一生続くのかなと思ってました。

違和感も気にならなくなった頃に、ふとあれ何も違和感がないと気が付きました。

手術前の説明では、後遺症として味覚障害の説明もありました。

 

 

私の場合、残された可能性が扁桃炎が病巣となっている可能性だったので、スキリージ体の痛みが抑えられたらすぐに手術を決めました。

扁桃腺を取ることで完治する可能性が1%でもあるならとの思いです。

結果、扁桃腺を取ってよかったです!!!

 

 

 

術後の写真は以下↓↓↓↓↓↓↓