カナダ(トロント)留学まとめ ※留学チートシート

私が実際にカナダ(トロント)へ留学して感じたこと、学んだことをすべてここに書き残します。これから行く人、迷っている人の参考になれば嬉しいです。一方でチートシート的なものになるので、海外を自分の目で体験する驚きを奪ってしまうかもしれないので、行ってから色々自分で知りたいなどといった人はここで閉じていただくのがいいかもしれません。

 

 

 

はじめに:迷ってるなら行け

結論から言うと、とりあえず行ったほうがいいです。 かけがえのない経験が得られるし、まさに青春です。もう二度と会わない人もいるかもしれないけれど、行く価値は絶対にあります。
 
⚠️語学留学なのでワーホリ含めて遊びの側面が強いです。しかし、慣れない環境で自分で進んでいくこと、貪欲に仕事を見つけることなどはとても良い経験でガクチカにもなると考えています。しかし語学の面から言うと圧倒的に正規留学が良いと思います。理由は後述します。
Coop留学の人もおり、その人たちは勉強もある程度難しく、語学留学よりもしっかり勉強している印象です。
 

今までと違う環境で、いろんな人と遊ぶ。「人生長いんだし、今しかできないことだから」と割り切って、遊びに全振りしてもいいと思います。働いてその分遊ぶなんて、社会人になったらなかなかできません。 特に、今の生活にあまり満足していない人、人生変わりますよ。その代わり、友達を作ること。じゃないと変わりません。

 

以下、私がトロント留学で感じたリアルな情報をまとめました。

 

 

1. ホームステイと住環境の現実

ホームステイの実情
ホームステイ先は、肌感として98%がフィリピン系です。 親切な家庭、ご飯が美味しい家庭、学校に近い家庭もあれば、その逆もまた然り。性格が合わなかったり、ご飯が不味かったり、遠かったり、ルームメイトが10人いたり、ラテン系や韓国人だらけだったりすることもあります。
(私のホームステイ先は日本人2、3人でご飯がとても美味しくとても親切でした。)

私は学校でラテン系の人とあまり仲良くなれなかったので、ホームステイ先にラテン系の人がいればよかったなと思いました。エージェントや語学学校の手配によって変わりますが、あえて日本人環境を指定しないのも一つの手です。ちなみに、10歳前後の子供がいる家庭だと場が持ちやすいです。(個人経験)


立地と通学の苦悩
私はずっとホームステイで、「Kennedy」や「Sheppard-Yonge」というエリアに住んでいました(トロントに行く前に地下鉄マップを見ておくと良いです。かなりシンプルですが)。 そこからダウンタウンの「Bloor-Yonge」駅まで、バスと地下鉄(TTC)で1時間かかりました。これは長いです。 友達はダウンタウンから一駅の場所に住んでいたりして、友達より夜1時間遅く帰り、朝1時間早く出ないといけない生活でした。しかもTTCはよく止まるし、家から出るのが億劫になります。ご飯が出るのはありがたいですが、毎日往復2時間かけて遊びに行くのは辛く、学校をサボることも増えました。
(↓トロントの地下鉄マップ。※Line3は動いておらず、現在はLine5、6が追加されているハズ。)


シェアハウスへの移行も視野に
ワーホリの場合、できれば遠いホームステイは早めに卒業して、ダウンタウンでなくとも地下鉄一本で帰れる駅を見つけると良いでしょう。「Finch」駅などは端っこですが、コリアンタウンとして栄えていますし、地下鉄で一本でいけます。 家が近い友達は本当に羨ましかったです。飲み屋や遊ぶ場所はほぼダウンタウンにあるので、そこから近ければどこに行くにも便利です。 日本人はあまりいませんが、他の国の人は最初からシェアハウスをしている人もいます。日本人でもできるかは自分次第ですが、初日から知らない外国人と住めるなら挑戦してもいいかもです。ただ、最初の1ヶ月は友達作りや生活に慣れるのに忙しいので、最初はホームステイが安定(2ヶ月くらい)かもしれません。 一番大事なのは友達を作ること。シェアハウスも日本人限定か、外国人もいるかなど色々あります。

注意点:
短期留学の場合、短期で貸してくれるシェアハウスはほぼないので、ホームステイにならざるを得ないかもしれません。運が良ければダウンタウンに近いホームステイに当たるかも。

早い段階からちゃんとした日本人の現地エージェント等に連絡して家を探してもらうのが得策。語学学校任せだと結構悲惨になることもあるようです。(実際に大変そうな日本人がいました。ご飯もらえない、理不尽に怒られるなど)

遠いホームステイ先のメリットは、近くにウォルマートがあったことと、「ザ・アメリカ!」という感じの住宅街に住めたこと。散歩がとても楽しかったです。すぐ慣れますが、、
 

2. 語学学校と英語学習のリアル

学校選びと英語力

私が通っていたのは「ILAC」です。一番大きな学校であり、国別人口比は時期にもよるが、日本人20%、韓国30%、その他アジア10%、中南米30%、ヨーロッパ10%くらいのイメージです。

他の学校は知りませんが、正直「意識は高くない」と感じました。スピーキングテストも宿題もありません。ただ、規模が大きく色々な国籍の人がいるので、友達作りには最高です。英語力を本気で伸ばすのには向いていないかもしれません。

もし本気で4ヶ月で英語を伸ばしたいなら:

  1. 日本人がいない土地に行く

  2. 自分で相当努力する

  3. とても厳しい学校に行く 
    上記ののどれかが必要です。厳しい学校に行くのが一番現実的かなと思います。どうせ家帰ったら日本語のYouTubeを見てしまいますから。

英語力の準備

実際にクラスに入ってみると韓国人がかなり英語を話せていて驚きました。逆に日本人は日常会話(中学レベル)でも最初は辿々しい印象です。

話す自信がない人は、カナダに行く前に1ヶ月フィリピン留学などでマンツーマンで鍛えたほうがいいです。 学校では上のクラスに入った方がいいのは確かですが、出来なすぎるとレベル差があってきついです(日常会話がカタコトや単語だけにならないレベルであれば上を目指すべき)。 「日常会話ができる/できない」の間には大きな壁があります。これは意思疎通の問題ではなく、「一緒に楽しい時間を共有できるか」の問題に関わります。 実際に日常会話はほぼ中学レベルなので、まず英語でコミュニケーションが取れるようになることをお勧めします。

 

母国語禁止ルールの効用

英語以外話してはいけない学校(English Only Policy)はいいかもしれません。 ILACは緩かったのですが、そのせいで同じ国同士(日本人同士、韓国人同士など)で固まってしまうことがありました。あくまで主観ですが、固まらないためにも英語以外禁止は有効です。

 

国籍による違い

  • 韓国人: テンション感は日本人と同じで話しやすいですが、ほぼ遊び感覚で来ている人も多く、仲良くなると「お互い察せる」関係になり英語が伸び悩みます。

  • 中南米(ラテン系): テンション感が違うと感じることもありますが、会話を聞いてみると意外と簡単な英語でただハイテンションなだけだったりします。テンションが合うなら話しかけて大丈夫。また、テンションが高いのは基本10代で、20代を超えると陽キャでも落ち着いています。

 

友達作り
ラテン系や現地の人は結構オープンです。シャイなのは意地でも直さないといけません。自分を偽ってでも「Nice to meet you」して友達を作りましょう。話せないと意味がありません。日本人も留学に来ているくらいだから、コミュ力が高い人が多いです。

 

スケジュール調整のコツ(短期留学の場合)

もし短期(例:16週間)で来るなら、語学学校をマックスの期間(16週間フル)で申し込まない方がいいです。 例えば12週間にして、なにかあったら期間を後ろにずらしながら通うのがおすすめ。そうすれば、旅行に行きたくなったり風邪をひいたりしてもお金が無駄になりません。削った4週間分を旅行費に回せます。 正直、16週間の留学はお遊びになりがちです。もちろん経験にはなりますが、努力しない限りネイティブとは話せません。 12週間の予定の人は、10週間くらいでもいいかも。どうせNYなどに旅行に行きたくなります。 ※語学学校とホームステイは後から期間を延ばせます(その方が高くなるかは不明ですが、柔軟性はあります)。

 
 

3. ワーホリと仕事探しの厳しい現実


ワーホリは夢見ないほうがいいです。
基本はジャパレス(日本食レストラン)です。かなり運が良ければローカルの仕事もワンチャンありますが、基本ないと思ってください。職場には絶対日本人がいますし、日本人くらいしかワーホリしていません。ただし職場にローカルの人がいることはあります。

仕事の見つけ方
バイト応募サイトなんてありません。 仕事を見つけるなら「レジュメ(履歴書)配り」をしないといけません。一軒一軒飛び込みです。足を使った努力と、あとは運です。 横のつながりで仕事を紹介してもらっている人も多かったです。たまにローカルで仕事している人から紹介をもらえるかも?日本人で連まないのもいいですが、こういう時は日本人の先輩や仲間が頼りになります。 ちなみに、7月になると早めに来たワーホリ勢が仕事を決めてしまうので従業員が飽和し、マジで仕事が見つからないと言っている人が多かったです。
 
 

4. 時期・気候・服装


おすすめの時期
もし4ヶ月行くなら5月〜8月がおすすめ。
暖かいし、日本の梅雨を避けられる。トロントの夏はとても快適です。
8月の移動遊園地(CNE)にも行ける。
3ヶ月なら6〜8月。5〜9月は暖かい期間ですが、4月はまだ寒いです。
ワーホリなら早い方(3月中)がいいかもしれないです。その方が仕事を見つけやすい気がします。

気候と服装
気候は涼しいですが、日差しは日本の倍くらい厳しいので、日焼け対策とサングラスは必須です。緯度が高いので、夜9時まで明るくて夜が短く感じます。
冬は寒いので厚めの服(ジーンズなど)でもOK。
カナダの人は服装に気を使っていませんが、周りの日本人・韓国人はお洒落なので少しは気を使ったほうがいいです。結構ブランド好きが多いです。それでも日本よりは気にしなくて大丈夫。
 

5. ライフスタイル・生活情報


お金事情
お小遣い: 
1ヶ月10万円は必要。旅行に行くなら+α。
4ヶ月総額(飛行機、学校、ホームステイ、遊び、旅行で合計240万でした)
ただしワーホリは稼げるので、旅行費用くらいは自分で作れると思います。

外食: 
日本の2倍は考えておくこと。自炊なら日本の1.3倍くらい。
チャミスルがお店で1本2000円くらいします。韓国人と仲良くなるとめちゃくちゃ飲みます。
 
散髪:
高いです。日本の1.5〜2倍くらいです。パーマはバカ高いです。

安い味方:
ティムホートン(ドーナツ・コーヒーチェーン)は正義。
 
支払い手段:
カードのタッチ決済が主流なので作っておいてください。

銀行: 
Wise(ワイズ)は現地銀行へ送金するために作ったほうがいい。
現地の銀行口座も必須(e-transfarで割り勘などができるため)。
現金も少しは持っておくべき(チャイナタウンなどは現金オンリーの店もある)。
※銀行口座は留学エージェントなどで作成をサポートしてもらえました。

遊び・アクティビティ
旅行: 
みんな結構行きます。ケベック、バンフ、NY、ロサンゼルス、カンクンなど。マイナーな場所だとイエローナイフ、バンクーバー、シカゴ、キューバ。ワーホリ終わりにヨーロッパを巡る人も。みんな結構お金持ちで、何回も旅行するのがデフォです。
レンタカーで遊びにいくこともあったので、国際免許はあった方がいいかもしれません。(オンタリオ州は入国から3ヶ月使えます。)

季節の楽しみ:
春:ハイパークでお花見。
夏:ウッドバインビーチでビーチバレー、BBQが最高。野球観戦。
秋〜冬:バスケ、ホッケー観戦。

8月中旬から移動式遊園地(CNE)が来ます。

スポーツ: 
男ならバスケはできた方がいいです。北米なのでコミュニケーションツールです。次点でサッカー、バレーです。(丁度今年北米でW杯があるのでみんなでサッカー観戦ができます。私の時はEUROとコパアメリカなどを観ました。Union駅のReal sportsは結構よかったです。)

ジム:
行くなら「GoodLife」。エニタイムフィットネスは一見多いようで、地図を拡大すると全然ありません。ホームステイの3食で太る未来しか見えないので運動は大事です。

恋愛・人間関係
日本人女性: いろいろな国の人にモテます(ラテン系、ヨーロッパ系など)。

日本人男性: イケメンか、面白いか、センスがあってやっと韓国人からモテるくらい。男子はアジア系(韓国・日本)で固まりがちです。南米やヨーロッパの女の子と仲良くしたいなら、マジで陽キャになってコミュ力を上げていくしかありません。とにかく話せ。マジで危機感持った方がいいです。

語学: 韓国語やスペイン語を事前に少し勉強しておくと人当たりが良いです。

治安: 
ジャンキーとホームレスがマジで多いですが、すぐ慣れますし、絡んでは来ないので多分大丈夫ですが、いくら安全と言ってもレーダーは持っておくこと。近づかない。時々銃撃事件もありますし、1日の暴行事件は60件あるとも聞きます。

大麻・タバコ: 大麻の匂いもすぐ慣れます。タバコには優しい国ですが、室内では吸えません。街中はポイ捨て天国。ただしタバコ代は高いです(中華街に違法で安いのがあるらしい)。ベイプはニコチン入りが買えます。

インフラ: 
マジでTTC(地下鉄)はゴミです。TwitterのTTCアカウントをフォローして運行情報を見ておくのがおすすめ。
 
 

6. 持っていくべきもの・便利なもの

 
 

7. 正規留学との違い

語学学校に行っても、ネイティブと話せる機会があるわけではありません。それなら正規留学(カレッジや大学)に行ったほうがいいです。そこなら英語で勉強をやらなきゃいけない環境ですし、様々な訛りやネイティブレベルの人と話すことになります。 語学留学でも、どこかでネイティブと関わる機会(ミートアップ、バイト、現地に長くいる人の彼氏彼女など)を作ったほうがいいです。

 

正直、毎日同じ学校で、同じような授業を受けて、同じような英語力の人と喋っていても、英語力は身につきません。2ヶ月目くらいから慣れてきてしまい、学習する意識がないと伸びなくなります。

ネイティブの中に放り込まれてガンガン喋らされる環境か、フィリピン留学のように本当の勉強漬けにならないと英語は上達しないです。シャドーイングやTOEICの勉強も並行してやるべきだと思います。語学留学は環境がぬるま湯すぎると感じることもあります。

 

8. 最後に:心構え

留学なんて「立つ鳥跡を濁しまくり」でいいんです。違う自分を演じて、恥ずかしがらず、怖がらずに全部やる。そうすればオープンになれます。

色々書きましたが、行けば色々わかります。これは事前のちょっとした情報に過ぎません。 全てが良い経験になります。ちゃんと自分の目で色々見て、判断してください。

 

楽しんで!