チクワです(・∀・)
陽も傾き始めた、17時。
34年の付き合いである親友のらと、
何年振りかで乾杯する時がきました。
っていうか、
私の席は右側なんですが、
ビールの本数おかしくない？
とにかく…
ぬるくなるから
冷蔵庫に入れといて！(*｀Д´)ノ全部呑むから
忙しい中、こんなに沢山美味しそうなおつまみを用意してくれて。
有り難いですね、ホント
席もね、このご時世、向かい合わせじゃアレだからと並んで座るこの席にセッティングしてくれたんですよ
さて、ほんじゃ乾杯を…とアサヒの缶ビールに手を伸ばしたんですが、
一本目は絶対これ呑んでっ
と、すごい勢いで富士山ビールを差し出されました。笑
ちなみに、
「缶ビールは缶まま？グラス？」
と聞かれた時、あぁ、この人酒呑みだなぁって思いました。笑
私は缶まま派です
缶ままの方がお酒を呑んでる感があるから。
さぁ
それじゃ改めてまして…
富士山ビールとはどんな味かな？
ゴクゴクゴク……
うん
普通すごく普通
二人ともあっという間に一本目を空け、
ようやく無駄な緊張感が消えました。笑
「で、なんで離婚したの」
おいおい直球も直球ね
でもいいよ。
回りくどいのは嫌いなの
のらは、むりさんに一度だけ会った事があります。
私とむりさんが出会ったばかりのホヤホヤの頃、銀座で飲んだよね〜
そしてのらは、むりさん以前の私の歴代の彼氏をほとんど知っています。
ろくでなしの彼氏と、のらの家に2週間くらい居候した事もあったよね〜
あははのは〜
笑ってごまかせ数々の若気の至り！
あ〜…
昔話を始めたら一晩じゃとてもとても足りないよ〜
ゲラゲラ笑いながらくいっくいっと飲み進める二人。
ちょっとピッチ、早いよね
うん◯座りで寄り目でチョンマゲって…
もうあたち、嫁に行く気は無いんだなｹｯｺｰｹｯｺｰｺｹｯｺｰ
目の前に広がる景色は、刻一刻と色を変えてゆきます。
あぁ
いい時間だ。
間違いなく今わたし、幸せだわ。
チク「暗くなってきたし、電気つける？」
のら「ちょっ！セッティングするからチクワはじっとしてて！」
そう言って、のらがゴソゴソ動き出します。
「これをチクワに味合わせたかったんだよ」
って、なんの事かと思ったら…
超ムーディ
!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!
こ……これは…！
今ここに居るのが男女なら、間違いなくコトが起きるシチュエーションじゃないか…!!!
なんでのらなの…
さて、
私はビールに飽きてキンミヤ焼酎のコーラ割り、
のらはジンを飲み始めました。
のらは、後から後から追加でおつまみを作ってくれます。
これは、静岡ポテトだっけ？
フライドポテトに塩昆布がかけてあるんだけどね、これ、シンプルだけどヤバうまです！
のらはね、私がアジ、しかもなめろうが好きな事も知っていて、三種のなめろうが用意されてました全部一人で食べたった
のらの愛を感じるよ…
でもワサビは要らないからね
そうこうしているうちに、
夕方の部から、大人の夜の部へ。
この夜景を見てください。
夜も綺麗だろうな、とは予想していましたが、
期待をはるかに超える美しさでした。
毎日こんな景色を見ながら夫婦で呑んでるのね…
なんという贅沢！
いや〜まぁそれはそうと、
女ってよく喋るよねー。笑
17時から呑み始めて、あっという間にてっぺん（深夜0時）を越えましたよ7時間ずーっと喋りっぱなし
のらはかなりご機嫌な酔い具合(*´艸`)
「ほらね！？さっきまで夕方だったのにもうこんな時間！え、あたし達なに喋ったっけ！？つーかなんで離婚したの！？え、チクワもうすぐ寝ちゃうの！？」
最近、酔うと記憶を無くす。
今日のこの楽しい時間のことも、明日にはきっと何も覚えていないんだ、という事を少なくとも5回は訴えられました。笑
ねぇねぇのら、
あんた面白すぎ
私は翌日の運転も考慮して薄め薄めでお酒を作っていたから、かなりの杯数を呑んでいたはずだけど割と頭はしゃんとしています。
そのうち、私の自撮り棒で遊びだすのら。
リモコン片手に、
「いかに自分で撮ってる感を消せるか」
と言ってパシャパシャ撮り始めるんですが、
なんでよー！と言ってる。笑
同い年なのに私よりずっとしっかりしていて
ワガママな私をいつもふんわり包んでくれて
私の一言一句に腹を抱えて大笑いしてくれて
ねぇねぇのらさん
ずっと友達でいてね
転がるペットボトル。笑
深夜2時半。
まだ寝たくない。
なんで離婚したのか最初から話して、とグズるのらをなだめすかして、就寝。笑
続く
