BLOGOSの記事を読んで、改めて多面的思考の重要性を感じた。
中小企業・自営業「未曽有の危機」になぜ「財界リーダー」は行動しないのか - 杜耕次
https://blogos.com/article/451350/?p=1
この記事の中で、”巨額寄付に乗り出した米IT長者”や”孫氏による中国企業とのマスク提供”に触れ、対照的に何もしていない企業リーダを「傍観者」と表現し、この国の自滅への憂慮で締めくくっている。
私はこの記事に強い共感を感じた。
しかしそれと同時に、数日前に読んだ”孫氏のマスク提携先が国内企業でなく中国企業であることを批判している記事”にも、強く共感したことを思い出した。
我ながら自分の節操の無さに辟易としているが、もしかしたらこれが今の日本の縮図なのかもしれない。
孫氏のような活動は、兎角人目を惹きやすい。
自身の信念に基づき、正しいと考える行動や発言をどれだけ行っても常に批判に晒される。
特に政治家という職業はその最たるものだと思う。
政治家が国の将来を担うのと同様、企業リーダは会社の将来を担う責務を持っている。
企業リーダが社外への活動に集中するあまり、社内のかじ取りを誤ってはならない。
また今の時代、リーダの不用意な発言が会社の価値を崩壊させることも当たり前のように起こりうる。
だからと言って企業リーダは、この国難に傍観者を決め込んで良い訳では無いと思う。
願わくば、国内の多くのリーダは沈黙を守りつつ、水面下では国難に対する活動を行っていることを期待したい。
そして私も、他人の発言にいちいち過剰に反応するのではなく、多面的な思考を習慣づけることを心掛けたい。
しかし私は、冒頭に紹介したブログの最後の一文が心に引っかかて離れない。
”新型コロナ騒動の現状を見る限り、この国はリーダー不在で自滅の道を進んでいるように見えて仕方がない。”
私が勤める会社を見てもリーダは不在、また首をかしげる人事も多い(ように見える。これも多面的な考察が必要だと思うが)。
もし日本全国の企業が同じ有様ならば、日本は「日滅する国」に進んでいるのかもしれない。