まき道を下山。

・・・6時20分頃出発・・・遅すぎ・・・じゃね??

いつのまに、こんな時間になってたんだ??


 

 朝日の輝く中、鳥のさえずりに紛れて、下山。

さわやかで、すがすがしい気分。しあわせ~~~
 

 
熊笹の生い茂る、まき道。標識はないけれど、一本道なので、大丈夫。

 
倒れた木に、苔がむしている。


 
 山が見える!うれし~。名前は、わからない。

寝そべったCカップ山


 
 
朝陽を浴びて。 
 
 
 
お散歩気分の、まき道。

ずっとこの調子なら、楽なのに・・・。
 
 


さよ~~なら~~~~~。また、来るよーーー。多分~~。

避難小屋が小さく見える。

 
 
木々、草花、地面全体が、朝露に輝いていた。
 
 


ヘリポートが見えた。

 


 
 


雲取奥多摩小屋前に、トトロがいた。昨日は、気付かなかったよ。
 

 
黒いテント1つだけ残っていた。

他の人たちは、どこへ行ったのかな?縦走してるのかな??? 

 
 
こんなに登ったんだー、と我ながら、感心するくらいの下り坂が、延々と・・・。

今日は、虫がいなかった!!やった!!快適!!

諸左衛門尾根(まき道)を下山。「七ツ石小屋近道」の看板まで。

  
  


樹林帯で、とても気持ちよく歩いた。

 


 
 
 

時間が間に合わないんじゃ?とダンナが気付き、早歩きになる。

頑張って、着いていくが、両足の外反母趾が痛み、なかなか、近づけない。
 

 
 

予想通り、下山の方が、いだいよーーー

二重だと、強烈に痛むので、クロスにしてみた。

一瞬、痛みが退いたが、やっぱり、ズッキンズッキン、痛みだした。

 

今時、こんな格好で(靴・木の棒)、登山する人、いないよ。

みんな、雑誌から出てきたみたいな格好だよ。

変な、中年夫婦だよ。


 
「時間ないぞ。休憩、してる場合じゃないぞ。」イライラしている。↓ 
 

 
そして、すごい速さで「下るダンナを追う私。

いだぐで、普通に歩くのが、やっとだよ。ごめんなさい・・・・。



ここで、命杖とさよならした。

ご苦労様でした。ありがとうございました。

・・・・・・・・実は、早すぎたんだよね、お別れするの・・・。

 


待っててくれた!と思ったら、もう、先に行っちゃった・・・(ノД`)・゜・。

  
 
 

最後の最後で、左の靴のゴムが、切れた。

リュックのひもで、結びなおす。・・・いだいよぉ~~~
  
 

 ここを抜ければ、コンクリートの坂道。そして、バス停。


間に合うかどうか?携帯をダンナがもって行ったから、わからない。

コンクリートの坂道を、足が、あまりにも激痛なので、逆さま向きで、下った。


登山者が来ると、さすがに恥ずかしいから、前を向いて。

すれ違った瞬間、また、逆さま向きになって。


なんかもう、どうでもよくなっちゃって、坂道を、寝っ転がって、下りたくなっちゃったよ。

「もう、間に合わないな~。パパ、怒ってるんだろうな~。
でも、これも、予定内だしなぁ。タクシー代は、出そうと思ってるし」

と思いつつ、下っていたら、カップルが、慌てて下山してきた。

その様子を見て、「え!間に合うの?間に合うの!」
と思い、一緒に頑張って下った。

あれ?と思ったら、ダンナがいたから、ほっとした。

私「パパー。ダメかと思ったー。ギリギリかねー?(間に合うと思い込んでる)」

ダンナ「・・・・・・・・」

これから登るおじいさん 「あーーー。4分前に、出ちゃったぞ。」

私「えーーー。ごめーーん。どうしても、スピードアップできなかった」

ダンナ「・・・・・・・・」

返事もしてくれないダンナ。・・・何これ。下山離婚?!

仕方ないじゃん。


バス停に行って、向こう側のバスの時間を見た。かなり間隔があるなー。

タクシーに電話しようかな、と思っていたら、カップルの人が、タクシーを手配していた。

一緒に乗せてください、と頼もうと思っていたら、

女の子から、声を掛けられて、一緒に、奥多摩駅まで帰ることになったよ。

すっごくうれしい。ありがとう、さわやかかわいいカップルさん。


来てくれたタクシーの女の人も、明るく親切で、ほっこりしちゃった。

ちょっと前まで、ダンナに置いて行かれて、寂しかったから、
優しい人たちに、一気に出会えて、ほんとに、あったかい気持ちになったよ。
ありがとう。
なんか、きっかけがなくて、名前を聞けなかったな。
また、どこかの山で、会えたらいいなぁ。
 
 
 で、奥多摩駅、到着!