七月
最愛の祖父が事故で亡くなりました。

本当に突然すぎて、頭がついていませんでした。

両親は私のことが心配で祖父のことを教えてくれませんでした。今は父をどうやったら支えられるかしか、私にできることはありませんでした。


放課後祖父が校門前での待ち姿は今でも覚えています。
幼い頃から祖父の背中を見て育ってきました。
祖父のようになりたいと思ってきました。
誇りに思います。

最後の時間に隣にいなかったことは今まで人生の中で一番悔しいことだと思います。

何もしてあげられない無力感。


10前祖母は病気で体が不自由になりました。
10年間、献身的に祖母の看病をした祖父。
頭が下がる思いです。
祖父にしかできなかったと思います。


私は9月から学業の為日本に戻ります。
家族のことが心配ですが、祖父が見守ってくれていると信じ、
自分のやるべきことをします。


学校も生活も精一杯頑張ります。