「火山のふもとで」を読み終えました。松家先生の初小説さくひんです。僕が先生と呼ぶのは、実は先学期に松家先生の授業をうけていたからです。エッセイについての授業でした。きっと、4年間のなかでも忘れられない時間だったなと思います。この授業については、また今度書くとして。
「火山のふもとで」は、浅間山のふもとにある山荘からはじまる。主人公の僕が入所した村井設計事務所は、夏になると軽井沢の別荘地に事務所機能を移転することが慣わしだった。(本より引用)
ほんを閉じたあとにのこる感覚を丁寧にときほぐすと、村井設計事務所のひとたちがそこにいて、ひとりひとりのちいさなストーリーの手触りが残っているようでした。