ある日、私は、少し前に退職した会社からの受託仕事で、締切に追われていた。

 

元々いた会社の同僚からの発注で、私はとても嬉しいなって思っていた。

休職を経て、退職してからの、久しぶりのお仕事。

休んでいる間に、やっぱり自分には社会とのつながりや自己実現の場所が必要だし、

所属していた組織に愛着があるって気づけた。

だから、楽しみにしていた。

 

だけど、着手してみたら、めちゃしんどかった・・・・

もう、私は自分に嘘のつけないカラダになっちゃって、

心の動かないことはできない、

情報を「的確に」「満遍なく」「バランスよく」伝えることなんてできない。

それっぽいことをうまくまとめるなんてできない。

自分の労力に対して、割に合わない仕事はできない。

行きたくない場所に行きたくない。

やりたくない仕事がやれない。

書きたくない文章も書けなくなっていた。

 

だから、耳に入り、心に残ること、いまの自分が伝えたいことしかアウトプットできなくなっていて、それは私の頭では「公平性を欠いた仕事」しかできないことを意味してた。

 

せっかく期待して任せたもらった仕事に対して、的確な、デキる成果物を納品できないことがわかり、1時間ですら苦しくて、パソコンに向かいながらヒーヒーいった。

納期が迫る中、趣味の山登りはできるのに、洋服の試着もできるのに、友達と恋バナもできるのに、仕事はできない。2週間の間、頭に常に仕事のことがありながら、二日に一回ぐらいはやる気を出して、1、2時間、めちゃくちゃ集中して肩に力を入れて、武者のようにパソコンに向かった。だから努力はしていた。はずだ。

 

だけど納期が翌日に迫り、私は諦めた。

「ごめんなさい〜 締め切り明日なので一応出しますが、全然できていません〜 あんまり期待しないでください〜」

 

高いクオリテイを求める元同僚が失望するのも承知の上。

 

すると「いいですよー!!!!納期1週間ずらしますか?そんなに辛いならいつでもなんでも相談して〜!」

 

・・・あ、そうか。

できないことは、できないでいいんだ。たとえ一件いくらで受託している個人事業主だろうが、「責任もってやらなきゃ!絶対に守らなきゃ!すごいもの納めなきゃ!」と自分を追い込まなくていい。仮にこれで切られても、もうオファーがなくても、いいのだ。という気持ちであえて泣き言を言ってみたので、返ってきた優しい言葉に、肩の力がストンと抜けた。

会社員時代、散々、やりたいことしかできなくて、できないことはやらなくて、できません〜やりたくありません〜って言ってきたけど、流石にそれが通用しない気がして、会社も行きたくなくて、退職した。

 

フリーになってみたらなってみたで、「お客様からの仕事は絶対!」「一度信用を失ったら次はない!」「できそうなことはなんでも引き受けないと!」と、自分を追いつめる。

 

そんなこと、しなくていいのだ。

少なくともその日、他者信頼によって小さなアクションをとった結果、自分が楽になる感覚を、そして人をもっと信じていいんだという感覚を、そして、人とのつながりやフィードバックが自分にとってのモチベーションになるんだってことを再確認。

 

ぴえん=できないことをできないと言って、周りに助けてもらうこと

 

これが、小田桐あさぎさん魅力覚醒講座に出てくる、キーワードの一つ。

こうやって、信頼を積み重ねていく。

 

それは、自分が120%の成果をミスなく出し続けることによる信頼ではなく、「これでいいんだ」という関係を築いていく意味での信頼。

人を信じて、世界を信じる。それこそが幸福だという、アドラー心理学の教え。

 

小田桐あさぎさん魅力覚醒講座についてはこちらの記事に書いています。

 

興味を持った人は、ぜひ、本日、アーカイブ公開されている3daysセミナーを見てみてね!

 

今後も、大事なキーワードを一つ一つ実践していった私の話をしていきます。

 

 

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