「貧乏人はペットを飼うな」
獣医師のツイッターが炎上、
ネット上で賛否
2016.11.21 15:16
https://abematimes.com/posts/1639830
Twitter上で、「貧乏人はペットを飼うな」 という趣旨の投稿をした獣医師が話題になっている。
この投稿に対して 「完全に同意、世話の出来ないやつは飼うな」 という賛成派と 「経済力がなくて命を救えなかったとしても最後まで寄り添えば充分だ」 という反対派に分かれ、多くの意見交換が行われた。
実際にペットを飼っている人に直接聞いたところ、賛否両論の意見があった。
では、ペットを飼うにあたってどれだけお金がかかるのだろうか。
最新のペット事情を調査するため、ペットショップの店員さんに話を伺った。
一番人気のペットを聞くと、トイプードルのような小型犬が一番売れているという。 値段は大体20万円から50万円。 やはり人気のペットはお安くない。 ブームが来ているというフクロウは大体50万円が相場らしい。
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もちろんペットにかかるお金は購入費用だけではない。 店員さんに 「他にかかる費用は?」 と聞くと 「小型犬の場合、ご飯代だけで 1カ月3000円から4000円 かかる。 シャンプーやカットなど、そういったものも含めると 1カ月1万円 はかかる。 体調を悪くしたときなどに獣医さんに診てもらったりすると更にお金はかかるが、今は 1カ月1000円から2000円 ほどで保険に入れるようになっている。」 と答えてくれた。
もちろん洋服やおもちゃなど、お金をかけようとしたら天井知らずになってくる。
ペットは家族であるが、人間のように健康保険はありません。
もし、ペットが病気やケガを負ったとします。 その時、獣医師へ診察を受けると、ペット保険に加入していないと、一回の診療で数千円から、手術となると数十万円は掛かります。
お金が無いからと、大切な家族であるペットを獣医師の診察も治療も受けさせずに放置し、見殺しにしますか!?
これは人間のエゴでしかありません。
※ エゴとは、エゴの意味
家族として迎え入れたのであれば、最後まで責任を持たなければならないのです。
ペットを放置して、見殺しにする様ならば 【初めからペットを飼うような事をするな!!】 ということです。
これで、ペットが回復してくれれば良いですが複数回の診察・手術となるとかなりの高額となります。
当然、病気にかからなくても食事の費用、トイレの費用、予防接種費用、ペットが物を壊したり、他人へケガさせることもあるかも知れません。 このような費用と責任が、ペットが生涯を幸せに過ごすまで必要です。
そして、生涯の最後には、ペットの葬式があります。
これらを責任もって、家族であるペットへ費やすことが出来る覚悟と経済力のない 「貧乏人はペットを飼うな!」 というのが、この獣医師の言わんとしている事なのでしょう。
たしかに費用はちゃんとかかるが、 「貧乏人はペットを飼うな」 という主張は果たして正しいのだろうか。
みなさんも一度考えてみてはいかがだろう。
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